今永昇太 PHOTO:Getty Images
<2024年4月26日(金)(日本時間27日)MLB ボストン・レッドソックス 対 シカゴ・カブス @フェンウェイ・パーク>
カブスの今永昇太投手(30)が26日、敵地ボストンでのレッドソックス3連戦初戦で先発マウンドに上がり、今季5戦目で最長の6回1/3を投げて88球、5安打1失点、7奪三振1四球の好投で4勝目を記録。日本人メジャー史上4人目のデビュー4連勝を飾った。
今永がマウンドからベンチに下がる際は敵地に沢山駆けつけたカブスファンから拍手と歓声が沸いた。
試合はカブスのトンプソン投手が後続を抑えて7対1でカブスが3連戦の初戦を勝利。チームも4連勝で勝率を17勝9敗とし、ナ・リーグ中地区2位を維持した。
レッドソックスの吉田正尚選手(30)は先発から外れて出場機会はなく、今永と吉田の対決は実現しなかった。
今永昇太 試合後コメント
ーー今日の投球の効率の良さはどこにありますか?
フォアボールを1つ出したんですけど、ゾーンでしっかり勝負が出来て、勝負出来たのが球数の少なさに繋がったと思います。
ーーホームランを打たれた後にびっくりしていましたが、その後に立ち直れましたが?
ライトがフェンス低いですし、レフトはそこまで深くはないので、よりによって一番深い所に入れたらたので、あのその悔しかったのと、打たれた後にどうするかっていう、そういうマインドの切り替えが大事なので。直ぐに切り替えて、結果も良かったので、そのマインドは継続していこうと思います。
ーー試合前にレッドソックスのコーラ監督が今永投手がカブスと契約する前にレッドソックスとズームで話しをしたと話しました。何を話したか教えて貰えますか??
言えない事も言える事もあるのですけど、何について話したっけな? 僕自身の投げるボールだとか、それはまあすごくユニークなのであのアメリカでもそういったことを、あの発揮してもらいたいっていうふうに言ってもらいました。
ーーカブスと契約した理由は?レッドソックスとの契約成立はどれぐらい近づいていましたか?
そうですね、そこに関しては言えないことの方がちょっと多いので。なかなかそれに関しては答えるのは難しいですけど、もちろんレッドソックスというチームも伝統があって素晴らしいチームです。
カブスも伝統があって素晴らしいチームですし。まあ別に比べたわけじゃないんですけども、あのなんとなく周りの人の意見と自分の意見をすり合わせた結果、まあカブスになっただけなので、そういうズームのご縁を頂いて僕も嬉しいです。
ーー今日の登板を準備していた時にフェンウェイが自分の本拠地になる可能性があった事を考えましたか?
今現在はカブスに所属しているので、そうじゃない未来に対しては、あのまああんまり想像できないので、ちょっと難しい質問ですね、それは。
ーー今後の調整方法に関して?
前回の登板終わった後にも話しましたけども、本当にカブスという組織、本当に素晴らしいですし。日本人スタッフのまあ名前出して良いか、マサモトさんとか、そのサポートもありますし、ピッチングコーチも選手ファーストで選手目線で言ってくれますし、素晴らしい通訳がいるので、まあそのみんなに助けられながらやりたいと思います。
ーー今日の試合は敵地なのに沢山のカブスファンがスタンドにいて、今永投手の投球に歓声が沸きましたが?
僕は初めの、一番初めメジャーの開幕がレンジャーズだったので。沢山のカブスファンの方が球場に来てくれて声援も送ってくれますし、それが僕の投球の背中も押してくれてるので、もの凄くそれは嬉しいです。
ーー今までの5回の登板をどう評価しますか?
本当に上手く行き過ぎているところがあるので、信頼を積み重ねるっていうのは信頼を崩すことよりも難しい事なので、今は信頼を築いている状態ではあるので、この信頼を崩さないようにやりたいなと思います。