新日本海フェリー、6/1値上げ。舞鶴~小樽など、夏の北海道旅行がちょっとお高く

本州と北海道を結ぶ新日本海フェリーが6月1日より運賃を値上げします。一般旅行者が多い舞鶴~小樽航路では、おおむね1,000円から2,000円程度の値上げです。

関西~北海道の最低価格が12,000円に

新日本海フェリーは本州の日本海側と北海道を結ぶフェリーです。舞鶴・敦賀・新潟・秋田と小樽・苫小牧東間で就航しています。

とくに、関西~北海道航路は他の交通機関に比して割安感があり、旅行者に高い人気を誇ります。

新日本海フェリー「はまなす」

6月1日値上げ

新日本海フェリーでは、2024年6月1日に運賃を値上げします。値上げ幅は路線や時期により異なりますが、おおむね5~10%程度です。

以下、一般旅行者の多い関西~北海道航路(舞鶴・敦賀~小樽・苫小牧)の運賃改定内容をご紹介します。

最安クラスのツーリストAが、これまでの11,100~19,300円のところ12,000~20,500円に。最高値のスイートは、これまでの58,600~64,200円のところ、61,600~67,400円となります。

夏休み期間は、最低が期間Bで、8月上旬のハイシーズンは期間CまたはDとなります。夏休みは、どのクラスも1,000円以上の値上げとなります。

画像:新日本海フェリーウェブサイト

車両航走料金は?

車両航送料金は、4~5mの乗用車で35,900円~48,200円が37,500~50,500円になります。1,600円~2,100円の値上げです。

画像:新日本海フェリーウェブサイト

二輪車は

二輪自動車(オートバイ)の航送料金(750cc未満)は、10,800~15,700円のところ、11,400~16,400円になります。600~700円の値上げです。

画像:新日本海フェリーウェブサイト

夏の北海道旅行で負担増

新日本海フェリーは、運賃値上げについて理由を説明していませんが、燃油価格の高騰や円安、人件費増など、さまざまなインフレ要因が重なったことと察せられます。

この夏、北海道でドライブやツーリングを楽しもうとお考えの方は、ちょっとお高くなりそうです。(鎌倉淳)

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