【RIZIN】篠塚辰樹 危険なベアナックル戦も不敵「心臓が弱い人は見ないでください」

闘志をみなぎらせた篠塚辰樹

格闘技イベント「RIZIN.46」(29日、東京・有明アリーナ)で、ベアナックルルール戦に臨む元Krushフェザー級王者の篠塚辰樹(25)が不気味な笑みをたたえた。

この一戦は米国で急速に人気を伸ばしている立ち技団体「ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ」提供試合として行われる。本家と同じくグローブを使わずにバンテージのみを巻いた危険なルールでの戦いになるが、篠塚は「〝ベアナックル仕様〟にアップデートできた。(戦線は)日本人初なんで、それだけで俺は最高ですね。(恐怖心も)なくはないですけど、ワクワクの方が、楽しみの方がデカいです。ベアナックルらしい戦いで、思いっきりぶっ倒そうかと思います」と闘志をみなぎらせた。

対戦相手の発表は諸事情により大会当日にもずれこむ可能性が高いが、篠塚には伝えられていることもあって「素手で殴り合うんで、相手がどうこうじゃないので問題ないですね。俺がベアナックルする試合なんで、相手がどうでも関係ないです」と意に介さない。

試合に向けて取り組んだことを「メインは殴り方ですね。グローブと素手で違うので。グローブみたいにぶん殴ると(拳の骨が)折れちゃうんで。動きはボクシングで、打ち方は空手っていう感じですね」と明かす。そのために骨の硬い頭部を殴らないことが重要だとして「デコ(額)を殴っちゃったら折れるので、耳の裏とかテンプルとか首とかを殴ろうかなと思います」と話した。

さらに篠塚は「(凄惨さに)引いちゃうんじゃないですかね、日本人は。だから楽しみ。心臓が弱い人は見ないでください」と過激な試合を予告。日本で初の試合となる〝素手ボクシング〟でいかなる戦いを見せてくれるか。

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