友人が妊娠、流産のたびに報告してきてウンザリ!そんな中、子宮頸がんの検診に引っかった女性は…

画像はイメージ

結婚や妊娠、出産には悩みがつきものだが、一方的に相談され続けるのは疲れるだろう。

東京都に住む20代後半の女性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収600万円)も、自分の結婚や妊活の話ばかりする友人に疲れ果てていた。そんな中、女性は婦人科で子宮頸がんの検診に引っかかり……(文:國伊レン)

「私も妊活について悩んでいない訳ではなかったのにいつも自分の話ばかり」

友人は「かなり先走って動く」性格だった。プロポーズされていないのに母親と式場を決めて強引に結婚に持っていった。いざ結婚が決まると「ウエディングハイ」になり、結婚式で流すムービーやドレス姿の写真を式前に見せてくるなど、感情のままに行動していたそう。

「私もゲストで行くのに当日は全て知っていることばかりで何も感動もなかったです」

その後、友人は妊娠した。いの一番に女性に報告してきたが、結局流産してしまったそうだ。真っ先に報告されたことは良いとしつつ、「周りへの報告ってもっと慎重にするものじゃないのかなぁ?と思っていました」と当時を振り返る。

「その後も妊娠、流産を何度か繰り返し、その報告のたびに私も一緒に喜んだり、慰めたりをしていました。ですが私も彼女と同じ時期に結婚していて、自分の報告ばかりで私のことは何も聞いてこず、私も妊活について悩んでいないワケではなかったのにいつも自分の話ばかりで少し疲れていました」

そんな中、女性は婦人科で子宮頸がんの検診に引っかかってしまう。当時のショックはとても大きかっただろう。「親にも話せずとても落ち込んでいました」と心情をつづっている。しかしそんな中、友人がまた妊娠した。

「何度も流産しているのにやっぱりマタニティハイで報告も早く、私はもう手放しでは彼女の妊娠は喜べず…」

「もっと落ち着いてから報告すればいいのに」という心配と「どうして相手の気持ちを考えられない子なんだろう」という苛立ちが余計なストレスとなり、耐えられなくなった女性は友人と絶縁することを選んだ。何でもかんでも相談してくる人間ほど、こちらが悩んでいる時には頼りにならないものだ。

© 株式会社グローバルウェイ