大谷翔平、自己最速192キロ打にOB内野手が訴えた“恐怖” 珍提案も「安全シフトを導入しては…」

ブルージェイズ戦で適時右前打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

時速191.8キロの打球はあっという間に外野へ…内野手には恐怖

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地トロントで行われたブルージェイズ戦で岩手・花巻東高の先輩にあたる菊池雄星投手と今季初対戦。2回の第2打席で右前に適時打を放った。時速119.2マイル(約191.8キロ)の爆速打だった。自己最速、さらに今季の大リーグで最速の打球の出現に、ドジャース地元局の放送席では、OB内野手がその“危険性”を訴えている。

大谷は2回、2死一、三塁で打席に立つと、カウント2-2から菊池の5球目直球をとらえた。火の出るような打球があっという間に右翼手へ到達し、今季大リーグ最速、さらに大谷自身の自己最速、スタットキャストによる計測が導入された2015年以降のドジャース最速を記録した。

米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」では、解説者でドジャースOBのエリック・キャロス氏が「今の打球は119マイルでした」と口にすると実況のスティーブン・ネルソン氏は「クフフフ」と、もう笑うしかないといった様子。

更にキャロス氏が「私が一塁を守っていたら、あんなの関わりたくないですね。彼のキャリア最速の打球です。誰かに向かっていなくて良かったですよ」とその“危険性”を紹介した。

また、続く打席の際にもこの打球は話題となり、実況のネルソン氏が「これは先ほどの打席での記録を塗り替える一打です。彼のキャリア最速の打球でした」と口にするとキャロス氏は「“安全シフト”を導入することになるんじゃないでしょうか。ショウヘイが打つ方向と反対に内野手を配置するというね」と、冗談交じりに大谷の打球が与える恐怖を語っていた。

THE ANSWER編集部

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