出場停止の西尾隆矢がついに準決勝から復帰へ。一発レッドに後悔の念、チームメイトへの感謝も「みんなが戦っている姿を見て...」【U-23アジア杯】

U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は4月27日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。練習後、DF西尾隆矢が取材に応じた。

西尾は16日に行なわれた中国戦で、ボールのないところで振り上げた左腕が相手の首もとに当たり、これがVARの結果、一発退場に。3試合の出場停止となっていたが、次の準決勝からその処分が解ける。

西尾は自身のコンディションについて、「言わずもがな、疲れもない」としつつ、次のように語った。

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「本当に試合を見ていて、うずうずしていた気持ちもありますし、みんなが戦っている姿を見て、自分もやりたかったなと。また改めて悔しい気持ちもありましたし、本当に後悔という言葉が、毎試合、毎試合、スタンドから見ていて、すごく悔しさが込み上げてきた。そのなかで、みんな必死になって戦ってくれていたので、感動というか、本当に込み上げてくるものがたくさんありました」

続けて、自身が不在のなか、ここまで勝ち上がってきてくれてチームメイトへの感謝を示した。

「カタール戦は苦しい試合になって自分もハラハラしましたし、そのなかで勝ってくれたのは、本当に試合が終わってみんなに第一声でありがとうという言葉を全員にかけて、みんなもおかえり、次から入れるねと言ってくれた。本当に素晴らしいメンバー、良い環境でやれているなというのを改めて感じました」

西尾は「本当に感謝というふた文字だなと改めて感じました」と語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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