【須賀川市】美しい牡丹が咲き誇る『須賀川牡丹園』

皆さん、こんにちは♪ふくしま地域特派員のれもんクッキーです。

4月も後半、本格的に様々な草花が楽しめる季節となりました。

須賀川と言えば、市のシンボル「牡丹」ですが、これから見頃を迎えようとしています。

国指定名勝『須賀川牡丹園』が、4月19日(金)~5月31日(金)の期間中、有料開園します。

ひと足先に牡丹園の様子をご紹介したいと思います♪(4月22日撮影)

出典:リビングふくしまWeb

まだ開園したばかりということもあり、早咲きの牡丹は少しだけ見ることが出来ましたが、

ゴールデンウィーク期間中がいちばんの見頃なのかなと思います^^

牡丹の他に八重桜や芝桜などの花々も愉しむことができました♪

出典:リビングふくしまWeb

250年の歴史と伝統をもつ、牡丹の楽園

須賀川牡丹園の歴史は古く、250年を誇る歴史ある庭園として代々受け継がれ、

東京ドーム約3個ほどの広さに290種類約7000株の美しい牡丹が植えられています。

薬用として育てられていた牡丹も増えに増えて、今では須賀川市を代表する牡丹の楽園にまで成長拡大しました。

今年は園内に和傘が飾られていて、より雰囲気のある写真撮影が愉しめそうですね^^

出典:リビングふくしまWeb

広大な牡丹園の中心にある大池の花王橋をわたり、このような優雅な景色をながめながら散策ができます。

出典:リビングふくしまWeb

寒牡丹と呼ばれる場所で見られた早咲きの牡丹。

出典:リビングふくしまWeb

ハッと目を引く色合いと繊細な花びらが美しいですね。

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美しい木々の緑に囲まれた「こども広場」には、小さなお子様が遊べる遊具があり、

日差しから守られながら開放的に遊ぶことが出来ます。

出典:リビングふくしまWeb

緑が目に優しく、マイナスイオンの中、とても気持ちがよかったです^^

ベンチなどもあり、座って眺めながらおしゃべりするのもよさそうですね。

出典:リビングふくしまWeb

牡丹稲荷神社と連なる鳥居更に目を引く期間限定映えスポット!

何と!園内には「牡丹稲荷神社」まであります。

しっかりと世界の平和をお祈りしてきました。

この神社にお参りをすると、生まれてくる女の子は牡丹のように美しく健やかに育つといわれているのだそうです。

出典:リビングふくしまWeb

更に30基ほどの鳥居が立ち並び、和傘がズラリと飾られています。

出典:リビングふくしまWeb

鳥居と和傘の華やかさは、絶好の映えスポットですね!

訪れた方は思い思いに写真撮影を愉しまれていました♪

出典:リビングふくしまWeb

牡丹は開花前でしたので、咲いた牡丹と一緒に撮影したら特別な写真になりそうですね!

出典:リビングふくしまWeb

長寿に驚く 樹齢200年を超える牡丹

樹齢200年を超える在来古木があります。

小低木に属する牡丹の株の寿命は15年程度、品種改良で寿命は長くなってはいるものの、

それでも200年以上も咲き続けているのは驚きです。

何かで読んだことがありますが、牡丹も病気にかかるそうで、繊細で育てるのも気配りが必要なのだと感じました。

出典:リビングふくしまWeb

運がいいことに、この時、樹齢200年を超える牡丹が三つだけ開花していました♪

凛として誇り高く美しく、その姿に見入ってしまいました。

出典:リビングふくしまWeb

雰囲気のある茅葺の門には牡丹庭園との看板が。こちらも開花前なので、開花が楽しみです。

出典:リビングふくしまWeb

驚いたことに牡丹の花びらって食べられるそうですよ!

昔は花びらを使った料理を出しておもてなしをしたそうで、

落下間際の牡丹の花びらを利用して料理をしていたのだとか。

料理例として「牡丹の天ぷら」「牡丹のおひたし」「牡丹の花漬け」があります。

いやはや見て食べて、更に薬用とは恐れ入りました。

牡丹も隠れエディブルフラワーだったんですね(笑)

出典:リビングふくしまWeb

丁度今が見ごろの色鮮やかな三種類のチューリップ畑もあります。

出典:リビングふくしまWeb

併設するフラワーセンター内毎年変わる草花のアート作品展示も見所♪

牡丹園に併設された「フラワーセンター」はチケットの半券を提示すると無料です。

草花の供給と、花と緑の情報発信の場として市民の憩いの場にもなっています。

出典:リビングふくしまWeb

現在、企画展「竹林に咲く牡丹と花木展」5月12日まで開催中です。

竹林の中に美しく佇む牡丹を演出しています。

出典:リビングふくしまWeb

会場には19鉢の牡丹と約60本の竹が調和し、心癒される和の美しい空間が広がっています。

出典:リビングふくしまWeb

牡丹園の歴史に触れられる「牡丹ミュージアム」

牡丹会館内にある牡丹園の歴史や文化に触れられる、無料のミュージアムも見所です♪

牡丹園の基礎を築いた 三代目園主柳沼源太郎氏。

「牡丹と共に起き、牡丹と共に寝た」とさえ言われたほど寝食を忘れて牡丹の栽培に没頭し、一生を牡丹園に捧げた人物です。

出典:リビングふくしまWeb

貴重な資料や当時の写真、また昭和32年からの開園ポスターなどを見ることが出来ます。

その中でも昭和45年に昭和天皇皇后両陛下が来園された際の映像は、

「セピア映像ですが希望に満ちた華々しさ」を感じます。

出典:リビングふくしまWeb

最後にたくさん撮影した写真の中から、美しい牡丹の花や奥ゆかしいつぼみ、

そして辺り一面を華やかに演出していた芝桜をお届けします。

出典:リビングふくしまWeb

そして今年のマイベスト牡丹は、奥ゆかしい淡いピンクの牡丹。繊細な花びらの美しさはずっと眺めていたくなるほどです^^

出典:リビングふくしまWeb

彩り豊かに咲き競う、今しか見られない美しい牡丹を見に足を運んでみませんか♪

ゴールデンウィーク期間中は大人も子供も楽しめるイベントが満載です。

詳しくは須賀川牡丹園の公式ホームページをご覧ください。

■『須賀川牡丹園』

住所 〒962-0815 福島県須賀川市牡丹園80−1

電話番号 0248732422

営業時間 8時30分~17時00分

入園料 大人(高校生以上)600円

小人(小・中学生)300円

公式ホームページ https://www.botan.or.jp/

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