今年のGWは「TVでインド映画を観る」もアリ!? 最新作公開目前ボリウッド〈YRFスパイ・ユニバース〉関連作や正統派ホラー、壮絶伝記ドラマまで盛りだくさん

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GW何する? 映画観る!

昨年は本国で『RRR』超えの大ヒットを叩き出した『K.G.F』や、MCU級のSFアクションが見ものの『ブラフマーストラ』、アカデミー国際長編映画賞のインド代表に選出された『エンドロールのつづき』など大作インド映画が公開されたが、2024年も引き続きインドからアツい作品が日本に上陸する!

ボリウッド完全復活の狼煙をあげた人気シリーズの最新作『タイガー 裏切りのスパイ』(5月3日公開)に、ベストセラー歴史小説の映像化に成功した壮大な2部作の初弾『PS-1 黄金の河』(5月17日公開)という、2つの大作が間もなく劇場公開だ。

そんなタイミングでゴールデンウィークに突入し、国内外へレジャーに繰り出す人も多いかと思うが、記録的な円安による支出増や全国各地で問題化しているオーバーツーリズムなど、旅足を重くする要素は少なくない。しかし、そんなときこそ映画を観るチャンス! それも自宅のテレビで!! 少しでも旅気分を味わうなら、異国情緒あふれる作品なんてどうだろう。

そこでオススメしたいのが、CS映画専門チャンネル ムービープラスの【特集:ゴールデンウィーク 人気映画ざんまい!】で放送される、2010年代以降の注目インド映画だ。というわけで、『タイガー 裏切りのスパイ』とユニバースを共有する『PATHAAN/パターン』ほか、バラエティ豊かな放送ラインアップを紹介したい。

『PATHAAN/パターン』(2023年)【日本語吹替版】

シャー・ルク・カーン主演のインドで社会現象を巻き起こしたスパイ・アクション大作。「タイガー 伝説のスパイ」サルマーン・カーンも同作主人公“タイガー”役で出演。

インド政府がJK州の自治権を無効化。パキスタンの将軍はその復讐のためにテロ攻撃を企てる。インドの諜報機関所属のパターンは、デリー上空を飛行中の飛行機に生物兵器が仕掛けられたことを知る。タイムリミットはわずか6分。この絶体絶命の状況でパターンは母国を救うことができるのか?

『ピザ 死霊館へのデリバリー』(2012年)

ピザ配達員を恐怖に陥れる怪現象を描く。2000年代後半、タミル語映画界に興った“タミル・ニューウェーブ”から生まれたホラー映画。

ピザ配達員のマイケルは幼馴染のアヌと同棲中。ある夜、マイケルはピザを届けにある豪邸を訪れるが、受取人の女性が途中で消えた。さらに不可思議な出来事が立て続けに起き、マイケルは豪邸から出られなくなってしまう。その頃、ピザ店のオーナー宅では、少女に得体の知れない何かが憑依していた……。

『マダム・イン・ニューヨーク』(2012年)

インドで大ヒットを記録したヒューマンドラマ。NYを訪れたインド人主婦が、英会話をきっかけに1人の女性としての誇りと自信を取り戻す姿を描く。

夫と2人の子供に尽くす料理上手なインドの主婦シャシの悩みは、家族の中で自分だけ英語ができないこと。姪の結婚式を手伝うため、家族より一足先にNYへ赴くも、英語が出来ず落ち込んでしまう。そんな彼女の目に「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告が飛び込んできた!

『兄貴の嫁取物語』(2014年)

タミル語作品で数々の主役を担ってきたアクション・スター、アジット・クマール主演作。荒くれ者だが純情な男の婚活を描くアクション・コメディ映画。

マドゥライ地方の村に暮らす5人兄弟。長兄のビナーヤガは腕っぷしが強く、村人たちからも尊敬されているが、超硬派で女っ気はまったくなし。それぞれの恋人と結婚したいのに言い出せない4人の弟は、美術修復家の女性コーペルンデヴィとビナーヤガの恋愛を成就させようと奮闘する。

『伝説の女優 サーヴィトリ』(2018年)

若くして逝ったインドの大女優、サーヴィトリの哀しくも壮絶な生涯を描く伝記ドラマ。

南インドのマドラス(現チェンナイ)は映画の都として知られ、かつてはタミル語だけでなく南インド全ての言語の映画が製作されていた。1940年代末、女優を目指す少女サーヴィトリがマドラスにやって来た。業界でのつてもなくタミル語もあまり喋れない彼女は、小さな役を求めて奔走する。

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