秋田市のセリオン30周年 不振乗り越え、観光拠点に定着

 秋田市のポートタワー・セリオンが今月、オープン30周年を迎えた。高さ143メートルを誇る秋田港のシンボルは一時期の不振を乗り越え、県内外から多くの人が訪れる観光拠点として定着。近年はクルーズ船の寄港増加に合わせた訪日客需要の取り込みなど、さらなる魅力アップも期待されている。

 セリオンの最大の売りは、高さ100メートルの展望室からの眺望。晴れた日は日本海や秋田市の街並みなどをぐるっと見渡せる。

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