196cm110キロ…“怪物新人”が特大弾「エグすぎる」 打ちまくる逸材が「希望の星」

DeNA戦に出場した西武・村田怜音【画像:パーソル パ・リーグTV】

西武のドラ6村田がDeNAとの2軍戦で初本塁打を放った

西武のドラフト6位ルーキー、村田怜音内野手が27日、CAR3219フィールドで行われたイースタン・リーグのDeNA戦に「6番・三塁」で出場。2回に“プロ1号”となるソロを放った。まだ出場5試合目ではあるが、9打数6安打の打率.667の暴れっぷりに、ファンは「希望の星すぎる」と期待を寄せている。

196センチ、110キロで「レオのガリバー」の愛称を持つ村田は0-1の2回1死、DeNA・吉野光樹投手の直球を捉えると、打球は左中間フェンスを軽々と越えた。「自分の結果としては練習でやっていることを試合で試せて、いい形として結果につながったのでよかったです。2ボールだったのでまっすぐ一本でセンターに打ち返そうという意識でいきました。完璧でした」と汗をぬぐった。

長打力が持ち味で「ゆくゆくはホームラン王とか、そういうのが獲れるようなバッターになりたいんですけど、そんなに大きな目標を掲げることなく、まず1年目は着々とやるべきことをしっかりやって、それが結果につながっていけばいいと思います」と、初々しく語った。

皇學館大では1年秋から4番を務め、3年秋には打率.484、4本塁打、15打点の成績でリーグMVP。4年春にも打率.500、3本塁打、15打点で2度目のリーグMVPに輝いた。大学通算では25本塁打を放っている。1軍は最下位に苦しんでいるだけに、将来の大砲に対してSNS上には「そろそろ上がってきそう」「どっしりと成長して欲しい」「希望の星すぎる」「ファームで爆発中」「たまんねえ」と期待の声が寄せられていた。

村田は昨年11月の新入団選手発表会では「プロで対戦したい選手」を問われると、ロッテの佐々木朗希投手をあげた。「同世代の顔と言われる選手。自分が打ち砕いて2001年(生まれ)世代の顔になりたいです」と宣言し、大きな拍手を浴びていた。(Full-Count編集部)

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