デイミアン・リラードが右足アキレス腱負傷 PO第4戦の出場は不透明…HC説明「状態は良くはない」

ミルウォーキー・バックスのデイミアン・リラードは右足アキレス腱を痛め、日本時間4月29日(現地28日)に行われるインディアナ・ペイサーズとのプレイオフ1回戦第4戦に出場できるかは不透明だという。『AP通信』のマイケル・マロット記者が伝えた。

レギュラーシーズン49勝33敗でイーストの第3シードを獲得したバックスは、プレイオフ1回戦で同6位(47勝35敗)のペイサーズと対戦。1勝1敗で迎えた4月27日(現地26日)の敵地での第3戦、クリス・ミドルトンが42得点(フィールドゴール16/29、3ポイント4/9、フリースロー6/6)、10リバウンド、リラードもチームトップの45分間プレイして28得点(フィールドゴール6/20、3ポイント4/12、フリースロー12/12)、8アシストを記録したが、相手エースのタイリース・ハリバートンの活躍に屈し、オーバータイムの末に118-121で敗れてシリーズ1勝2敗となった。

リラードは第1クォーターにペイサーズのパスカル・シアカムの足を踏んだ際に左膝を負傷。延長戦までプレイしたが、ラスト10分間ではフリースローの2得点のみ、オーバータイムでは無得点だった。試合ではさらに右足アキレス腱も痛め、足を固定するためのウォーキングブーツを着用していたという。

ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は「状態は良くは見えないが、まだ分からない。(MRIの)検査結果はもうすぐ出る予定だ」と、リラードについて語っている。

バックスは左ふくらはぎの肉離れで大黒柱のヤニス・アデトクンボが欠場中。4月29日(同28日)の第4戦で復帰する可能性は残されているが、リラードを含めてチームのトッププレイヤー2人を欠くとなれば劣勢は必至だ。

レギュラーシーズンでリラードがスタメン出場しなかった試合の勝敗は1勝8敗。バックスとしても、リラードの状態が気にかかるところだ。

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