県内の高校生年代のチームが争う「高円宮杯JFAU―18サッカーリーグ2024福島」(通称Fリーグ)は27日、郡山市の尚志高などでF1(1部)とF2(2部)の計13試合が行われた。F1では学法石川が10―3で東日大昌平に快勝した。
県サッカー協会の主催、福島民友新聞社、福島中央テレビ、読売新聞東京本社福島支局の共催、実行委員会などの主管、モルテン、ミカサの協賛。
サイド攻撃光る
学法石川の攻撃力が光った試合だった。前節の試合は終了間際の失点で引き分けていただけに、この日2得点で勝利に貢献したFW村田駿助(2年)は「チーム全体で今日は勝ちたいという思いがあった」と思いを明かす。
学法石川は開始直後に先制すると、その後も両サイドを広く使って攻撃を展開し、ゴールを量産した。前半23分には村田がサイドからボールを呼び込んで得点。直後に失点したが、味方のスルーパスで抜け出した村田がまたもゴールを決め、流れを渡さなかった。
大量得点の勝利にも慢心はない。村田は「自分の判断次第でもっと点を取れる部分があった。改善したい」と次戦を見据えた。
◇F1
福島ユナイテッドFCU―18 13―0 福島工
福島東 0―0 帝京安積セカンド
尚志サード 0―0 郡山
学法石川 10―3 東日大昌平
いわきFCU―18 4―0 ふたば未来
◇F2
いわき湯本 1―0 いわき光洋
日大東北 2―0 平工
いわきFCU―18セカンド 3―1 安積
聖光学院セカンド 0―0 磐城
相馬 2―0 安達
福島成蹊 2―1 東日大昌平セカンド
学法石川セカンド 6―0 須賀川創英館
福島ユナイテッドFCU―18セカンド 3―1 郡山商