畑岡奈紗61位→2打差6位に急浮上「あしたも同じようなラウンドを」 古江10位

畑岡奈紗は2打差6位に浮上し最終日へ(撮影/村上航)

◇JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ 3日目(27日)◇ウィルシャーCC (カリフォルニア州)◇6258yd(パー71)

上位の停滞が混戦を招き、通算7アンダーの首位に前年覇者のハンナ・グリーン(オーストラリア)、4打差リードの首位から「76」と崩れたグレース・キム(オーストラリア)の2人が並んだ。

通算6アンダーの3位に、コースレコードを1打更新する「63」をマークしたルーキーのイム・ジンヒ(韓国)、マジャ・スターク(スウェーデン)、エスター・ヘンゼライト(ドイツ)の3人が続いた。

畑岡奈紗はムービングデーに「64」をマーク(撮影/村上航)

カットライン上の61位で予選通過した畑岡奈紗は1イーグル7バーディ、2ボギーの「64」で回り、通算7アンダーの6位に急浮上。スタート時に14打あった首位との差を2打に詰め、逆転優勝を圏内にとらえて最終日に入る。

畑岡にとって当地は、2022年開催の「DIOインプラント LAオープン」で優勝した好相性のコース。予選ラウンドこそ苦戦したが、「きのうからウェッジの距離感が良くなってきて、100yd以内のチャンスを生かせて良かった」と週末に入りチャージをかけた。後半15番(パー5)では、約75ydからの3打目を直接カップに沈めてイーグル。「久しぶりにいいスコアで回れたので、あしたも同じようなラウンドができるように頑張りたい」と気持ちを高めた。

45位スタートの古江彩佳も7バーディ、3ボギーの「67」と伸ばし、通算3アンダーの10位にジャンプアップ。日本勢最高位の31位で予選通過した西郷真央は2バーディ、1ボギーの「70」とし、通算1アンダーの21位。

古江と同組でプレーした渋野日向子は45位から4ボギー、1ダブルボギーの「77」と崩れ、通算7オーバーの77位に後退した。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン