果実・コクワ使用「飲むかき氷」 西川町総合開発と天童の赤塚製氷、コラボ

水沢温泉館で販売を始めた飲むかき氷(左)と、コクワアイス(赤塚製氷提供)

 サウナや温泉を楽しんだ後に“おいしく”クールダウンしてもらおうと、西川町の第三セクター・西川町総合開発(社長・菅野大志町長)と天童市の赤塚製氷(赤塚弘行社長)は、町特産の果実・コクワ(サルナシ)を使い、シェイク感覚で味わう飲むかき氷を開発し、27日から同町の水沢温泉館で販売を始めた。

 コクワはキウイフルーツに似た果物で酸味と甘みが強く、栄養豊富なことから疲労回復や滋養強壮などにも効能があるとされる。月山の自然水で作った荒削りの氷にコクワのシロップをかけ、コクワアイスとソフトクリームをトッピング。味の変化を楽しめる。

 赤塚社長は「サウナ終わりに食べるご飯『サ飯(めし)』ならぬ『サ氷(ごおり)』として親しんでもらえたらうれしい」と話している。

 飲むかき氷は650円。コクワアイスのみも450円で販売している。持ち帰りも可能。問い合わせは水沢温泉館0237(74)4433。

© 株式会社山形新聞社