中国海洋石油の大型深海ガス田「深海1号」。（資料写真、海口＝新華社配信）
【新華社北京4月28日】石油・ガス生産大手の中国海洋石油（CNOOC）がこのほど発表した2024年第1四半期（1～3月）決算は、売上高が前年同期比14.1％増の1114億6800万元（1元＝約21円）、純利益が23.7％増の397億1900万元だった。非経常損益を除く純利益は25.5％増の394億7500万元、営業キャッシュフロー（純額）は15.4％増の599億7800万元となり、資本的支出は約290億元で17.3％増加した。
石油と天然ガスの純生産量は9.9％増の1億8010万石油換算バレル。うち国内は、新プロジェクトの稼動により6.9％増の1億2320万石油換算バレルとなった。海外は南米のガイアナ、カナダでの増産を受け、16.9％増の5690万石油換算バレルだった。
周心懐（しゅう・しんかい）最高経営責任者（CEO）兼総裁によると、1～3月は資源探査で引き続き進展があり、石油・天然ガスの生産量は高い伸びを維持し、純利益は同期の過去最高を記録した。「私たちは年間の生産・経営目標を変更せず、埋蔵量と生産量を着実に増やし、『リーンマネジメント』を徹底し、質の高い発展のさらなる新段階に向けて尽力する」と語った。
