U-23日本代表のカタール戦、前園真聖さんはお怒り!?「数的有利な試合展開にもかかわらず…」

パリオリンピック出場を目指すU-23日本代表は、アジア最終予選も兼ねたU23アジアカップで準決勝に進出した。

25日に行われた準々決勝では開催国カタール相手に4-2で勝利。前半41分に相手GKが一発退場になるも延長戦までもつれ込む戦いになった。

フジテレビ系列の『ワイドナショー』でもこの話題をピックアック。司会の東野幸治さんから「激戦だった」と聞かれた元日本代表前園真聖さんはこう話していた。

「開催国なので、カタールは。アウェイのなかで何とか勝ちました、延長までもつれたんですけど。ただ、前半の途中で相手GKが退場になったんですよ。数的有利な試合展開にもかかわらず、なかなか点をとれない、押し込めない展開で。一時は向こうに勝ち越されて、2-1で危ない状況で何とか追いついた。ひとり少ないんですよ、相手は。

そのなかで、何とか追いつくという、ちょっと…う~ん…だって、相手は少ないんだから、(本来なら)試合を終わらせるわけですよ、90分で。それをながーく、長くというか、トータル120分。(日本時間の)23時に始まりましたけど、もう夜中ですよ。この試合だけじゃなくて、次の試合が大事じゃないですか。次勝てば自動的にオリンピックは決まりますから。選手の疲労も積み重なるし。

(ただ、U-23日本代表の戦いは)あまり知られてないので、こういう風に取り上げてもらうのは本当にありがたいんですよ」

日本が数的有利な状況でも苦しんだことに不満があるようで、東野さんと今田耕司さんは、前園さんが珍しく怒っていると反応していた。

東野さんによれば、台本上はサッカーの話題はなかったが、「かわいそうなので温情じゃないけれど(笑)」話を振ったとか。

前園さんは「なかなか知られてないんですよ、今やっているということも。女子は出場をもう決めていますけど、男子はまだ決まっていないので」とも話していた。

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なお、前園さんは1996年アトランタオリンピックのアジア予選を勝ち抜き、日本を28年ぶりの五輪出場に導いた人物でもある。

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