大谷翔平、誤報騒動を1枚で表現した珍ボード出現 「どうしてそんなに辛辣なの(笑)」と米話題

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平の騒動を1枚で表現したボードとは

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発し、5打数1安打1打点で4-2の6連勝に貢献した。昨オフに移籍先の最終候補に挙がり、発表間近に現地入りの“誤報”まで流れたカナダ・トロント。打席に立つたびにブーイングが響く中、客席には騒動を1枚で表現した珍ボードが出現した。米メディアが画像を公開すると「どうしてそんなに辛辣なの(笑)」と米ファンの話題を集めている。

ジョークを込めた1枚だった。

一塁側内野席で男性が掲げたボード。真ん中には飛行機が描かれていた。その上の顔写真は笑う大谷。「2023年12月8日 ごめんね、ただの空想のフライトさ」と英文字が記されている。さらに「SUSHI」と書かれた建物の下には「プライベートイベントで貸切」と説明書きがある。

Xで画像を拡散したのは、米専門メディア「ドジャース・ネーション」。文面で「このトロントのファンはボードにちょっと細工をした」と紹介した。

米ファンは「残酷だ」「どうしてそんなに辛辣なの(笑)」と笑撃を受けているようだ。

大谷はFAとなった昨オフ、ブルージェイズとも入団交渉。ドジャース入り発表前日には、米記者が大谷がトロントへ向かったという“誤報”を発信し、日米ファンがネット上で飛行機を追跡する大騒動に発展した。

さらにカナダのオペラ歌手が「今夜、ユウセイ・キクチはロジャース・センターの近くの高級寿司レストラン全体を予約している。予約は50人以上となっている」とXに投稿。ブルージェイズに所属する花巻東高の先輩・菊池雄星の名前を使ったジョークの投稿だったとみられたが、日米のファンが注目する事態になっていた。

客席で掲げられた珍ボードの実物(画像はドジャースネーション公式Xより)

大谷獲得の希望を抱かせたことが原因で、今回の対戦は大谷が打席に立つたびにブーイング。大谷自身はブーイングも野球の楽しみの一つだと米メディアなどに明かしていたが、“因縁”のトロントにいるファンもネタにしているようだ。

THE ANSWER編集部

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