元・レースクイーン相沢菜々子さんがニコン Z fを購入!

By CAPA編集部

カメラ・写真好きとして知られ、カメラ雑誌の表紙などにも登場しCAPAでもおなじみの相沢菜々子さん。ニコン「Z fc」ユーザーでもある相沢さんが、ついにニコン「Z f」を購入されたということで、実際にZ fで撮ってみた感想、満喫しているフォトライフについてお聞きしました。

実際に触ったら欲しい理由ができてしまいました

やっと届きました! 10月末に申し込みをして、届いたのが3月の頭です(取材は4月初旬)。発表当初からすごく人気で6月くらいにならないと届かないかも?って言われていたんですけど、早まってくれて本当にうれしかったです。

2021年の7月にZ fcが発売になってからずっと使っていて、すごく使い勝手がいいし、最近はマニュアルのオールドレンズで撮影したり、十分に楽しめていたので、Z fの発売を知ったときも当初買う予定はなかったのですが、ニコンプラザでZ fを実際に触ってみたら、欲しい理由が出来てしまいました(笑)。

いやもう知ってましたよ、フルサイズで撮る奥深さとか、色合いの深さとかボケ感とか。直感的に操作できるカメラのデザインも、Z fcもそうなんですが触ってみてやっぱり好きだなぁってあらためて思ったり。シャッター音も好きです。Z fcに比べると少し電子音っぽくなったんですけど、ちゃんと重みがあってシャッターを“切る”感じがして。

あと、モノクロームに簡単に切り替えられるセレクターがあって、モノクロ写真も撮ってみたいと思っていたので、この機能もすごくいいなと思って。フルサイズのカメラはほかにもたくさんあるんですけど、Z fなら手を出してもいいのかなぁ、いやフルサイズにするなら絶対このカメラだなと思えました。

で、今回はプレミアムエクステリア張替キャンペーンで、インディゴブルーに張り替えてもらいました。レースクイーンをしていたときのチームカラーもブルーが多かったり、何かの初めが結構ブルーから始まることも多いので、思い入れのある一台にしたくてブルーにしました。合わせてストラップも黒のオールレザーの太めのをZ fが届く前に先に買って準備してました(笑)。

相沢さんがZ fで撮りたい写真

実際に撮ってみて思ったのは、色の表現が瑞々しいというか、水分っていうか、表現できる色が多いと感じて。なので、撮りたいものの光をめちゃくちゃ意識するようになりました。一枚一枚丁寧に撮るイメージですね。

元々私はパシャパシャ撮るタイプではなくて、エネルギーを感じて撮るタイプなので。そういう意味では人を撮りたいなぁって思っています。うまく説明できないんですけど、世界の時間をもうちょっと機敏に切り取るというか、息をのむ瞬間というか、刹那というかそういうのを撮っていきたくて。

人ってエネルギーがある存在であって、どんな人でもそれはあると思っていて。人前に出る私たちのような仕事をしている人もそうですけど、お仕事頑張られてる方とか、一生懸命学校に通ってる学生さんとか、日々家庭のために家事や育児をされてる方とか、みんな生きているだけで頑張ってるっていうかエネルギーを持って動いているので、どこ切り取ってもキレイだと思うんです。きっと強い写真になるから、それのいちばん素敵なところ、「こんなにも魅力的だよ」「あなたはすごいんだよ」「こんなに素敵に見えてるんだよ」っていうのを伝えられる写真が撮れたらいいなって思っています。

私が被写体の場合は、撮ってくださるのはプロのカメラマンや、写真にこだわりあるアマチュアの方なので、その方々に私自身を預けて「あなたの世界観で撮ってください」ってお願いするイメージなんですけど、私が撮る場合は、「あなたのエネルギーをお借りしております」みたいな感じ。「ファインダーを覗かせてくれてありがとう」みたいな気持ちですね。

【相沢さんがZ fで撮った写真を紹介】

↑「これはハイビスカスを少し揺らして撮っています。プロのカメラマンの方から教わりました。撮り方を変えるだけでなく、アプローチをかけることによって写真って変わっていく、被写体との関係性をちょっと自分から変えることもありなんだなって気づきました」
↑「ロケ中のおにぎりがただ並んでるだけの写真。そのときその場にいたみんなが見ていた風景なんだけど、このときこの瞬間を撮ったことによって、食べたおにぎりの味を思い出したり、思い出の解像度を上げてくれます」
↑「やっぱり自然のエネルギーはすごい。この木とかは撮りたくなっちゃいますよね。白黒のグラデーションの世界にしたらどう写るんだろうって思うことが結構あって。そんなときセレクターがあるのはうれいしいですね」
↑「自撮りもよくします。バリアングル液晶なので撮りやすいですし。カメラと一緒に育っていきたいって思うから自撮りをよくします」

一瞬一瞬に向き合う。カメラはそのためにとってもいいツール

写真を撮る楽しさって、写真を撮るっていう行為の楽しさと、撮った写真を後で見返す楽しさって別だと思っています。

撮るほうで言うと、あんまり枚数を撮るほうではなくて、「ここキレイ!」って思ったり、興味深いと思えた日々の瞬間じゃないと撮ることはなくて。人に関してはもうエネルギーがある存在だけど、エネルギーに気づけてない状態ってありますよね。いつもの見慣れた風景や場所だったり。でも、ファインダーを覗いたら、この枠(カメラで撮れる画角)だけだと、こんなにも興味深かったんだと気づかせてもらえる。なんか、新たな感情をもらうことがある。世話しなく日々を過ごすなかで、1回1回その風景に向き合う、一瞬一瞬に向き合うのにカメラは結構いいツールなのかもしれないですね。

見返す楽しさで言うと、これまでRAW現像やレタッチをあまりしてこなかったんですけど、ちょっと柔軟に生きてみようかなと思いまして(笑)。撮った写真をこうしてみたらどうなるだろうって気になり始めたんです。撮影したときの見方を変えるとどんな風に変わるのか。例えば、ちょっと青みがかかった風景にしてみたりすると、その写真からもらう感情が変わるのを感じて。まだまだレタッチは初心者なので、試したり実験みたいなところが楽しいですね。

↑取材時にはZ fのほかにもカメラたくさんを持ってきてくれました。このほかにもまだトイカメラなども持っているそう。「カメラは必ず1台は持ち歩きます。本当は全部持ち歩きたいですけどね(笑)。フィルムカメラを持ち歩くのもオススメです」

2024年7月5日にファースト写真集の発売が決定しました!

レースクイーンを卒業した節目であったり、これまでも結構いろんな出会いを経験したり、挑戦もしてきた中で、自分の出せるものをすべて出したし、逆に今まで知らなかった自分を引き出してもらいました。

普段の私の表情がいちばん見たいって言ってくださることがあるんですけど、自分では普段している表情って見えなくてわからなくて、それを写真に撮るって難しいことだと思うんですけど、ロケの期間も長くとってもらって、それに極限まで近づけていただきました。だからこそ、私はそれをもって28歳、これからの挑戦をしていきたいし、大切にしたいきたい27歳の1冊なので、そういう視点でも見ていただけるとうれしいなと思います。

相沢菜々子 プロフィール

1996年7月7日生まれ。福岡県出身。身長173cm。特技:クラシックバレエ、Y字バランス、書道(5段)、ボウリング、殺陣、アクション、ハイキック。趣味:写真・カメラ、バドミントン、神社めぐり、読書、ゲーム。昨年までレースクイーンとしても活躍。日本レースクイーン大賞受賞。現在は、グラビアやドラマ、舞台でも活躍中。
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