「ひぇー、若い」「細い…」広島カープ 1軍戦士たちのプロ初ヒット Playback!

先週は広島カープの 久保修 選手と 二俣翔一 選手の2人が、プロ初ヒットを放ちました。これを記念して懐かしいシーンをまとめました。プロ初ヒット集。今、1軍でがんばっている選手たちの懐かしいシーンです。

會澤翼 選手 広島 vs. 横浜 2009年7月15日

田村友里 キャスター
おお、若い。

石田充 アナウンサー
會澤翼 選手は、プロ3年目の7月でした。通算4打席目での初ヒット。横浜・寺原投手からでした。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
うれしそう。あんな表情は今、見れない。

松山竜平 選手 広島 vs. 西武 2011年5月26日

石田充 アナウンサー
バリントン投手の代打・松山竜平 選手という展開で初ヒットが出たのが、大卒4年目。今でいう 矢野雅哉 選手が初ヒットを打つぐらい、入団から時間が経っていたんです。代打でうまいバッティングをしています。ライオンズを代表する牧田投手からの初ヒット。

天谷宗一郎 さん
技ありです。この名残はまだありますね、やわらかさ。

堂林翔太 選手 中日 vs. 広島 2012年3月30日

田村友里 キャスター
うわあ、細い。若い。

石田充 アナウンサー
3年目、この年、大ブレークで全試合出場だった 堂林翔太 選手。

青山高治 キャスター
やっぱり “プリンス” だ。

菊池涼介 選手 広島 vs. DeNA 2012年7月1日

石田充 アナウンサー
菊池涼介 選手は、ルーキーイヤーの7月に初ヒットだったんですね。ライトオーバーのスリーベースヒット。菊池選手らしくダイヤモンドを駆け回ってのプロ初ヒットでした。

天谷宗一郎 さん
ヒゲがない。ヒゲが…

上本崇司 選手 ヤクルト vs. 広島 2013年9月11日

石田充 アナウンサー
神宮で初ヒットは 上本崇司 選手。ルーキーイヤーの9月、しぶとくベテランの石川投手から打って、エルドレッドを返しました。プロ初ヒットがタイムリーでした。

田中広輔 選手 広島 vs. ヤクルト 2014年4月1日

石田充 アナウンサー
マツダスタジアムで初ヒットは、「背番号63」時代の 田中広輔 選手。1年目の4月にヒット。しぶといです。この当たりで初ヒットでした。

天谷宗一郎 さん
広輔選手は変わらないですね。

田村友里 キャスター
今と変わらないです。

野間峻祥 選手 広島 vs. ヤクルト 2015年3月29日

石田充 アナウンサー
野間峻祥 選手もルーキーイヤーが初ヒットでした。どうですか。

天谷宗一郎 さん
打ち方は名残はありますけど、やっぱりちょっと細いなと思いますね。

坂倉将吾 選手 DeNA vs. 広島 2017年9月30日

石田充 アナウンサー
横浜スタジアムで初ヒットは、坂倉将吾 選手。ルーキーイヤー。カープが強かったころです。初ヒットが初タイムリーでした。

天谷宗一郎 さん
これはもう最近ですよね。ルーキーイヤーでこのバッティングですか。すごい技術だな。

小園海斗 選手 広島 vs. ロッテ 2019年6月20日

石田充 アナウンサー
初打席でヒットを打ったのが、1年目だった 小園海斗 選手。

青山高治 キャスター
衝撃でしたね。

天谷宗一郎 さん
そうですね。技ありです。

石田充 アナウンサー
交流戦でヒットを放ち、ここから第一歩が始まっています。

大瀬良大地 投手 広島 vs. 阪神 2014年4月16日

石田充 アナウンサー
番外編、ピッチャー陣の初ヒット。大瀬良大地 投手。

天谷宗一郎 さん
技ありだな。

田村友里 キャスター
喜んでいる!

石田充 アナウンサー
いい当たりでタイムリーがプロ初ヒット。ルーキーイヤーです。

青山高治 キャスター
ちょっとあどけないですね、やっぱり。

床田寛樹 投手 DeNA vs. 広島 2019年6月30日

石田充 アナウンサー
バッティングといえば 床田寛樹 投手なんですが、入団からトミー・ジョン手術を経て迎えた3年目。通算35打席かかったんですが、ここからは振ればヒットと。

天谷宗一郎 さん
初ヒットも技ありです。

青山高治 キャスター
やっぱりうれしそうですね。

森下暢仁 投手 広島 vs. 阪神 2020年8月7日

石田充 アナウンサー
去年はホームランもあった 森下暢仁 投手。初ヒットは阪神・青柳投手からでした。

天谷宗一郎 さん
打球が詰まっているように見えるんですけど、ここに落とすのがすごいですよ。

新井貴浩 監督 広島 vs. 巨人 1999年5月12日

石田充 アナウンサー
さらに番外編。指揮官・“新井さん” のルーキーイヤーです。

田村友里 キャスター
ひぇー、若い。

青山高治 キャスター
細い。

石田充 アナウンサー
これが初ヒット。ここから2000安打以上という歴史が…

天谷宗一郎 さん 広島 vs. 阪神 2004年10月3日

田村友里 キャスター
おお、出た。

天谷宗一郎 さん
ありがとうございます。

石田充 アナウンサー
天谷宗一郎 さんのプロ初スタメンの日でした。3年目。

田村友里 キャスター
若い。

天谷宗一郎 さん
ああ、いい打ち方している。今じゃ絶対、無理な打ち方。しっかり引きつけて。

青山高治 キャスター
きれいなバッティングです。

田村友里 キャスター
(笑)へぇー。

石田充 アナウンサー
今でも感触とかって覚えています?

天谷宗一郎 さん
初ヒットの球の軌道は覚えています。フォークだと思うんですけど、もっと低いところを技ありで打ったと思っていたら意外にストライクでした。それぐらい覚えています。

田村友里 キャスター
でも、みなさん、若くて細くて。どんどん体を作っていくんだなっていうのを感じました。

天谷宗一郎 さん
ピッチャーが特に思った。床田投手なんか細かったですね。田中選手だけ一切変わっていなかったです。

青山高治 キャスター
一番変わっていなかったですね。

天谷宗一郎 さん
打ち方もそうでした。初ヒットってもっと喜ぶのかなと思うけど、「セーフでしょう」みたいな感じで。

田村友里 キャスター
冷静でしたね。

石田充 アナウンサー
常日頃から新井監督は「戦いながら強くなる」ということを言われていますけども、先週だけを見てもプロ初ヒットの選手が2人いたり、久々のホームランという 石原貴規 選手、宇草孔基 選手がいたり。実戦を1軍の舞台で経験して、それぞれが1個ずつ殻を破っている感じがありますよね。

天谷宗一郎 さん
ベテランの力にすごくフォーカスが当たっていますけど、やっぱり若い選手が勢いを生むと思うし、若い選手がやることによってベテラン選手も「よし、俺も」っていうふうになりますから、そういう相乗効果を期待したいです。流れ的にはいいですから。ピッチャーがしっかりと粘って、カープらしい攻撃野球、泥くささっていうところを見たいです。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)

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