ダイソーの“お湯で炊飯できる袋”がすごい! キャンプや防災時に活躍するコスパ最高グッズ<実物レポ>

ダイソーで見つけた「炊飯袋」を使ってみた クランクイン!

炊飯器がない場所でお米を炊く場合、焚き火やガスバーナーで炊いたりするのが一般的。しかし、火加減の調整が難しく、焦がしてしまったり、反対に炊飯が甘く芯が残ってしまうことも珍しくありません。そこで便利だと話題を集めているのが「ダイソー」で販売されている「炊飯袋」です。名前の通り袋状のアイテムで、中にお米を入れて沸騰したお湯で茹でるだけで、ご飯を炊くことができるといいます。今回は本商品でふっくらとしたお米を炊くことができるのか、実際に試してみました。

■約30分で炊ける

今回見つけた「炊飯袋」は、沸騰するお湯に入れて約30分ほど茹でるだけで、ふっくらとしたご飯が炊けるアイテム。火加減の調整がほぼいらないことから、手軽に失敗なく炊飯できると話題を集めています。

気になる中身を取り出してみると、薄手の不織布の袋が10枚入っていました。お米2分の1合(約75g)で茶碗1杯分、3分の2合(約100g)でどんぶり一杯分のご飯が炊きあがるそう。

今回は茶碗1杯分のご飯を炊いてみることに! お米を袋の中に入れ、袋を折り返すようにしてフタをしたら、沸騰したお湯に投入し、約15~20分湯炊きします。途中で米がこぼれないか、しっかり炊けるのか不安で炊き上がりを見守っていましたが、どちらも問題なさそう。

そして、炊き上がったら、鍋のお湯を捨て、今度はフタをして約15~20分蒸らしましょう。フタを開けたらふっくらとしたご飯の完成。茶碗によそってみると、水分をしっかり含んだふっくら&しっとりとした炊き上がりです。

実際に食べてみると、やや柔らかめながらもしっかり炊けてる! 通常の炊飯と比べて、米の甘味が控えめなように感じましたが、これはお湯にお米の成分が溶け出してしまったのかもしれません。気になる人は合わせておかずやふりかけをストックしておけば大きな問題はなさそうです。

生米をお湯で炊くのは初めての経験で、「本当に炊けるの?」と不安を感じていましたが、しっかりとその実力を発揮してくれた「炊飯袋」。10枚入りで110円(税込)とコスパも最高で、キャンプやアウトドアの炊飯や、いざという時の防災グッズとして、ストックしておくとよいかもしれません。

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