筧美和子、30代の目標は丁寧な暮らし「食べ物を腐らせない」「洗濯物をちゃんと畳む」

囲み取材に応じた筧美和子【写真:ENCOUNT編集部】

自宅の観葉植物を枯らしてしまい決意

俳優でモデルの筧美和子が28日、都内にて、写真集『ゴーみぃー』刊行記念お渡し会に先がけて報道陣の囲み取材に応じた。30代の過ごし方などについて語った。

3月6日に30歳の誕生日を迎えた筧。「20代は突っ走るように色んなことをやらせてもらって、30代になったらゆっくりしたくなるのかなと思ったんですけど、どんどんやりたいことが湧いてきている。丁寧な暮らしをしながら、お芝居にもどんどん果敢に挑戦していきたい」と意気込んだ。

筧が思う丁寧な暮らしは「『洗濯物をちゃんと畳む』とか、『ちゃんと植物に水をあげる』とか、『食べ物を腐らせない』とか(笑)。そういうことから30歳は始めようと思います」。

丁寧な暮らしを求める理由について「今回の写真集もそうなんですけど、シンプルな魅力に気づいた。20代はカッコいい大人になりたくてオシャレしたり、ちょっと背伸びしたりしていた。あらためて考えたときに、まずは身の回りのことなんじゃないかと思った。それが自分の身にもなると思いし、お芝居にも生きると思う。暮らしを大事にしようと思いました」と語った。

さらに、そう思うに至ったきっかけにも言及。「数年前に買ったモンステラ(観葉植物)が家にいるんですけど、どんどん枯れてきて、最後の1本だけが生きていた。……すごい寂しそうで(笑)。毎日そのモンステラを見てるうちに、こういう風に思うようになりました」と照れ笑いを浮かべた。

現在の恋愛事情にも言及。友人として知られる新川優愛はロケバスで出会いがあったが、自身は「う~ん、いい出会いがあったらいいんですけどね。私は、今のところ出会ってないんじゃないかな~」と言うにとどめた。

同作は、筧の約7年半ぶりの新作写真集。筧自身が企画し、写真家・佐内正史氏に撮影を依頼。昨年10月、六本木で開催された佐内氏の個展会場からスタートし、プライベートで通う五島列島の福江島やハナレグミのPV撮影で訪れた静岡、沖縄などで撮影を敢行した。「グラビアってなんだろう?」「写真ってなんだろう?」と答えのない答えを探しながら、時間をかけて何度も真摯(しんし)に撮影を重ねた。全256ページ。ENCOUNT編集部

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