渋野日向子 77の乱調も同組・古江彩佳へ気遣い忘れず「邪魔しなかったかなと」

渋野日向子

米女子ゴルフツアーの「JMイーグルLA選手権」3日目(27日=日本時間28日、カリフォルニア州のウィルシャーCC=パー71)、2週連続で決勝ラウンドに進出した渋野日向子(25=サントリー)は、バーディーなしの4ボギー、1ダブルボギーの77と崩れ、45位から通算7オーバーの77位に後退した。

1番パー4でティーショットを右に曲げてOBとしダブルボギー発進。いきなりつまずくと、3番パー4でボギー。5番パー4のバーディーチャンスを外すと、気落ちしたのか、続く6番パー4で1つスコアを落とした。8番パー4のチャンスも決められず、巻き返しのきっかけをつかめないまま、後半は2つのボギーでさらにスコアを落とした。

厳しい1日となった渋野は「ショットもよくないし、グリーン上もよくなかったので残念でした。やっぱり5番がもったいなかったと思うし、もうちょっとなんとかできたラウンドだったとは思います」と悔しさをにじませた。

この日は、米ツアー同期の古江彩佳(23=富士通)と2サムでラウンド。67で回り、通算3アンダーの10位に浮上した古江とは対照的だっただけに「いいプレーを見れて頑張らないと、と思ったけど、楽しくラウンドできた。自分のスコアが残念だったので、邪魔しなかったかなと、申し訳ないなと思いながら回っていた」と振り返った。

最終日は少しでも巻き返したいところ。「しっかり切り替えて、明日1日頑張ります」とコメントした。

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