【J1注目プレビュー|第10節:浦和vs名古屋】苦しみの浦和、波に乗る名古屋…互いのポイントは攻撃面

浦和vs名古屋 予想フォーメーション[写真:©超ワールドサッカー]

【明治安田J1リーグ第10節】
2024年4月28日(日)
15:00キックオフ
浦和レッズ(13位/11pt) vs 名古屋グランパス(5位/16pt)
[埼玉スタジアム2002]

◆苦しい浦和、キーマンの復活に期待【浦和レッズ】

前節はホームにガンバ大阪を迎えたが、0-1で敗戦。2試合連続の0-1敗戦と苦しい展開が続いている。

どうも今のチームは噛み合わないことが多い。良い状況を作っていてもゴールが奪えず、そして傷口に塩を塗るように失点をしてしまう。流れが悪いという言葉で済ませるわけにはいかない。

それでもミッドウィークのルヴァンカップではガイナーレ鳥取にアウェイで快勝。気持ちの面では少しは取り戻せるのか。ただ、この試合が非常に重要になる。

気になるのは中盤の構成力。ゲームを組み立てる力が足りない印象があり、思い切りの良さもあまりない。その中でのキーマンはやはり伊藤敦樹。G大阪戦では失点に絡み、得点機も逸した。鳥取戦では豪快にゴール。何かが吹っ切れていることを願いたいところだ。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:西川周作
DF:石原広教、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、渡邊凌磨
MF:武田英寿、サミュエル・グスタフソン、伊藤敦樹
FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、松尾佑介
監督:ペア・マティアス・ヘグモ
U-23日本代表活動参加:大畑歩夢

◆2度目の3連勝へ【名古屋グランパス】

開幕3連敗以降は公式戦無敗。この6試合で5勝を記録して首位と勝ち点を並べる可能性も今節はある。

決して圧倒している試合はない。むしろ、よく勝ち点を、白星を積み上げているという印象。チームとして複数得点を取れていることが大きい。

昨シーズンまでの堅守は選手が入れ替わっても保てており、開幕戦以外は1失点以下。そして複数得点を奪えば全勝という状況だ。いかに失点を抑え、得点を取れるかというのが名古屋の生命線とも言える。

前節は首位のセレッソ大阪をホームに迎えて勝利。無敗の相手に土もつけた。苦しみながらも結果を残すことで自信も手にし始めているところ。内容の改善は必須だが、結果が出ている以上は続けていくことだけだ。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:ランゲラック
DF:三國ケネディエブス、吉田温紀、河面旺成
MF:内田宅哉、稲垣祥、米本拓司、和泉竜司
MF:森島司、倍井謙
FW:永井謙佑
監督:長谷川健太
出場停止:ハ・チャンレ

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