57歳の柴田善が今年2勝目で最年長V記録を更新 5馬身差快勝に「能力の高さだね」

 5R。ピースワンデュックで勝利し、笑顔を見せる柴田善臣(撮影・西岡正)

 柴田善臣騎手(57)=美浦・フリー=が28日の東京5Rでピースワンデュックに騎乗して勝利。今年の2勝目を挙げ、自身が持つJRA最年長騎手勝利記録を57歳8カ月30日に更新した(通算2328勝目)。レースはダッシュを決めて先手を取ると、直線は後続を突き放すだけの独走劇。最後は2着に5馬身差をつけ、パートナーの初勝利をエスコートした。

 柴田善は「能力の高さだね。まだ粗削りだからクラスが上がった方がペースが合うかもね。ゆくゆくはマイルかもしれないけど、すごくいいアクションになってパワーアップしてる。競馬を覚えていければ」と振り返った。

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