「春の褒章」県内からはフレンチシェフ・音羽和紀さんなど12人受章

とちぎテレビ

さまざまな分野で功績があった人を称える春の褒章の受章者が発表され、県内に住む人は12人が受章しました。

全国で春の褒章を受章するのは652人と14の団体です。このうち県内の在住者では、農業や商業などの分野で他の模範となるような技術や実績がある人に贈られる黄綬褒章に2人、社会福祉や公共の事務に力を尽くした人に贈られる藍綬褒章には10人が選ばれました。

宇都宮市にあるフランス料理店、オトワレストランのオーナーシェフ、76歳の音羽和紀さんは、美食文化の発展に貢献したとして黄綬褒章を受章しました。

(音羽和紀シェフ)「受章はありがたく、光栄なこと。料理が得意だった母の影響で洋食の料理人を目指すようになりました。高校3年生の時でした」

子どもたちへの食育の取り組みは30年以上行っています。

(音羽和紀シェフ)「10歳くらいまでに『規則正しくどう生きるか』『何を食べていくのか」を知るのが重要。ボランティア活動として、県内で何でもやろうと思ってやってきました。今も続けています」

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