クロップ監督は問題解決を強調も…口論のサラーは多くを語らず「話したら火がつく」

リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーとユルゲン・クロップ監督の衝突に注目が集まっている。27日、イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』などが伝えている。

プレミアリーグ第35節が27日に行われ、リヴァプールはウェストハムと対戦。43分に先制点を奪われたものの、48分にアンドリュー・ロバートソンが同点弾を決めると、65分にはコーディ・ガクポのシュートがオウンゴールを誘い逆転に成功した。それでも、77分に追いつかれてしまい、2-2の手痛いドローに終わった。

この試合でベンチスタートとなったサラーは79分から途中出場を果たした。しかし、投入される前にクロップ監督がサラーに声をかけると、同選手は両手を広げて苛立ちを露わにしながら、抗議する様子が見られ、同僚のダルウィン・ヌニェスやジョー・ゴメスが間に入る事態となっていた。

試合後、クロップ監督はこの出来事について聞かれると、「もうドレッシングルームで話をした。私にとってはもう終わったことだ」と問題が解決済みであることを強調した。

しかし、試合後にミックスゾーンに現れたサラーは記者団の問いかけに対して立ち止まらなかったものの、歩きながら「もし僕が話せば火がついてしまうだろう」と多くは語らなかったものの、不満を覗かせたことで今後の動向には注目が集まっている。

【ハイライト動画】ウェストハムvsリヴァプール

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