3試合残すも…シェフィールド・ユナイテッド、わずか1年での降格が決定

シェフィールド・ユナイテッドのプレミアリーグからの降格が決定した。

昨季はチャンピオンシップ(イングランド2部)で2位となり、3試合を残して3シーズンぶりの昇格を果たしたシェフィールド・ユナイテッドだが、今季はプレミアリーグで大苦戦。10試合を終えた時点で獲得した勝ち点はわずか「1」のみとプレミアリーグ史上最低の成績にとどまり、昨年12月にポール・ヘッキングボトム監督を解任した。

後任としてかつて同クラブを率いていたクリス・ワイルダー監督を招へいしたが、思うように勝ち星を伸ばすことはできず。27日に行われた第35節ニューカッスル戦に1-5で敗れたことにより、残留圏内の17位ノッティンガム・フォレストとの勝ち点差が「10」になったため、3試合を残しての降格が決定した。

なお、第6節でニューカッスルと対戦した際には0-8で敗れていたシェフィールド・ユナイテッドは、イギリスメディア『Squawka』によると、プレミアリーグの1シーズンで同チーム相手に2試合合計で13失点を喫したことは、同大会史上最多失点記録になったようだ。

また、35試合終了時点でシェフィールド・ユナイテッドは3勝7分け25敗の勝ち点「16」にとどまり、総得点「34」に対して総失点は「97」を記録。イギリスメディア『BBC』によると、プレミアリーグの1シーズンで最多失点を記録したスウィンドン・タウン(1993-94シーズンに100失点)に次いで、シェフィールド・ユナイテッドは史上2番目に多い失点数になっている模様で、残り試合でこの記録を塗り替える可能性も浮上している。

【ハイライト動画】ニューカッスルvsシェフィールド・ユナイテッド

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