パリ五輪1次リーグ組み合わせ U―23アジア杯結果での振り分けに変更

3月に行われた君合わせ抽選会(ロイター)

パリ五輪サッカー男子の1次リーグ組み合わせが、開催中のU―23アジアカップ(カタール)の成績を反映する方式へ変更となる見通しだ。日本サッカー協会が27日に、アジアサッカー連盟(AFC)から通達があったと明らかにした。

パリ五輪の1次リーグ組み合わせ抽選は3月に行われており、大岩剛監督率いる日本が出場権を獲得した場合、パラグアイ、マリ、イスラエルと同じD組に入るとされていた。当初は、東京五輪の成績でアジア枠を振り分ける方式だったため、4位だった日本は今回の最終予選で最上位チームのため、D組とされていた。

変更後は、今大会の優勝がD組、準優勝はスペイン、エジプト、ドミニカ共和国とのC組、3位でアルゼンチン、モロッコ、ウクライナとのB組に入る。4位になり、ギニアとの大陸間プレーオフを制した場合は、開催国フランス、米国、ニュージーランドと同じA組に入る。

やはりD組が相手関係に恵まれている印象があるとはいえ、現時点では、それぞれの出場国が、どの程度のメンバーをそろえてくるかわからないため、どの組が有利かの判断は難しい。ただ、出場権を得たとしてもプレーオフ経由は避けなければならないのは明らかだろう。

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