枕崎警察署は23日、詐欺被害を未然に防いだとして、枕崎市の鹿児島銀行枕崎支店行員の松葉口夢生さん(23)に署長感謝状を贈った。
同署や松葉口さんによると、4月上旬、同支店を訪れた60代男性から約120万円の振り込みを依頼された際、振込先の名称が不審だったことなどから事情を聴き、詐欺の可能性があると判断。振り込みをやめるよう説得し、警察に通報した。男性は「海外送金するために必要で、相手はLINEで知り合った」と話していたという。
松葉口さんは「話をよく聴いて接客するよう心がけているが、本当にこんなことがあるんだなあと思った。被害を防げてよかった」と話した。