世界遺産登録30年で記念ケーキ 屋久島、特産のポンカンなど使用

屋久島の世界自然遺産登録30年を記念して作られた、地元のポンカンをふんだんに使ったロールケーキ

 屋久島の世界自然遺産登録30年を記念し、鹿児島市の「城山ホテル鹿児島」が、屋久島産ポンカンをふんだんに使ったロールケーキを考案し、3月末に販売し始めた。売り上げの一部は、島の自然保護を担う屋久島環境文化財団に寄付する。

 ロールケーキは円筒形で直径約11センチ、長さ約18センチ。ポンカンジャムを使ったソースを、ポンカンジュースを染み込ませ屋久島産紅茶で香り付けしたスポンジ生地で包み、チョコレート入りのクリームをまとわせた。

 酸味のあるポンカンの味わいとともに、ほんのりと紅茶の香りが楽しめるという。ロールケーキの形は屋久杉の年輪を表現した。

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