「ハイド」イ・チョンア、イ・ボヨンの反撃に暴走【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。

写真=JTBC「ハイド」画面キャプチャー

「ハイド」イ・チョンアが自殺慫慂、殺人まで最後のあがきをした。

27日に韓国で放送されたJTBC土日ドラマ「ハイド」第11話では、ナ・ムニョン(イ・ボヨン)のせいで窮地に立たされたハ・ヨンジュが殺人を犯す姿と、密航を餌にしてハ・ヨンジュを裏切るチャ・ソンジェ(イ・ムセン)の姿が緊張感のあるタッチで描かれた。

この日、ハ・ヨンジュを捕まえるため、ナ・ムニョンの反撃は緻密かつ素早く展開された。まず、チェ・ムウォン(ヨ・ムヨン)の殺人事件に使われた薬が、ユン・ソック(キム・ミン)がハ・ジェピル名義で代理処方を受けていた事実をト・ジヌ(イ・ミンジェ)と共に把握し、このことを利用してユン・ソックを脅した。結局、ユン・ソックはハ・ヨンジュの別荘にある秘密金庫の情報をナ・ムニョンに提供した。

ナ・ムニョンは秘密金庫の情報を持ってチェ・ホシク(チュ・ソクテ)に会った。金庫の中にはチェ・ホシクがチェ・ムウォン会長の殺人を教唆し、会社のお金を横領した証拠が保管されていた。チェ・ホシクは金品を除いた金庫中のものを全て回収した。このことを遅れて知ったハ・ヨンジュは憤慨した。

窮地に立たされたハ・ヨンジュもあがき始めた。刑務所にいるナ・ソクジン(オ・グァンロク)に会い、娘のナ・ムニョンに起きている危機を解決する方法として彼の自殺を促したのだ。また面会の後に訪ねた別荘では、自身のことを裏切ったユン・ソックを発見し、自身のパスポートを破る彼の姿に憤怒して殺害した。

殺人を犯したハ・ヨンジュに再び手を差し伸べたのはチャ・ソンジェだった。スイスの銀行に預けていた800億ウォン(約70億円)を引き出すために、ハ・ヨンジュと一緒に密航することにしたのだ。

しかしこれはチャ・ソンジェの陰謀だった。チェ・ホシクに会ってハ・ヨンジュの命と700億ウォン(約60億円)を船賃として払うことにしたチャ・ソンジェの裏切りだったのだ。殺気で目を光らせるチャ・ソンジェのせいで、ハ・ヨンジュの命は実に風前の灯火であった。

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