スポルティングのルベン・アモリム監督は、ウェストハムと交渉を行ったことを間違いだったと認め、日曜日に開催されるポルト戦前の記者会見で謝罪をした。
ウェストハムのデイヴィッド・モイーズ監督の後任として候補として挙がっているアモリム監督は、今週の初めにロンドンへ渡英。来シーズンからの就任について協議したと複数メディアが報じていた。
アモリム監督はポルト戦を前にした記者会見に臨み、ウェストハムとの交渉について「クラブ(スポルティング)は知っていた」と語り、いかなる隠し事は無かったようだ。
続けて「明らかに、私の旅行は間違いだった」と語り、今回の交渉のタイミングは誤りだったと認め、以下のように謝罪の言葉を続けた。
「選手たちに対して説明をしたし、スタッフにも当然(説明を)した。私はスポルティングのサポーターに許しを請う。スタッフに謝罪し、また何よりも選手にこのミスについて公に謝罪する」
「間違ったことを犯してしまった。特に私は選手にとても厳しく接し、それぞれの問題は解決しなさいと言っているのだから…。私は過ちを受け入れる必要がある」
アモリム監督とウェストハムの交渉に関してポルトガルメディア『Record』は「ウェストハムが交渉の優位に進めようとしたが、果たされなかった」と報じており、ウェストハムはロンドンにアモリム監督を迎え入れたが、交渉の実を結べなかったようだ。
またリヴァプールからの関心も噂されていたアモリム監督だが、リヴァプールはフェイエノールトのアルネ・スロット監督をユルゲン・クロップ監督の後任として指名し合意に達したと複数メディアが報じている。