【RIZIN】王者・鈴木千裕、計量クリア 最年長挑戦者を迎えての防衛戦へ「勝たないといけない理由ある」

王者・鈴木千裕(左)と挑戦者・金原正徳【写真:YouTube(@RIZIN_FF)より】

史上最年少王者と最年長挑戦者が対決

格闘技イベント「RIZIN.46」(29日、東京・有明アリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで生中継)の前日公開計量が28日、行われた。第10試合のフェザー級タイトル戦に出場する王者・鈴木千裕と挑戦者・金原正徳は両者クリアした。

RIZIN史上最年少の24歳王者・鈴木千裕に最年長の挑戦者、41歳の金原が挑む今回のタイトルマッチ。調子の良い連勝を積み重ねている者同士の対決は試合前から展開予想で盛り上がっている。

今月15日の公開練習で金原は今回のタイトル挑戦を「間違いなく最後の挑戦」と自分に言い聞かせるように語っていた。

鈴木は66.00キロのジャストで金原は65.95キロでクリア。後はリングのなかで戦うのみの状態となった。この日は計量前に行われた調印式でも顔を合わせている。2人のフェイスオフは穏やかなものになったが会場の空気は張り詰め、緊張感がただよっていた。

明日の決戦に向け金原は「この日のために準備してきた。僕にしかできないことがあります。このベルトを獲っていろんな人を元気づけたいと思います」と意気込み。

対する鈴木は「勝たないといけない理由があるので、新しい時代を作るんで、みなさん応援よろしくお願いいたします」と静かに闘志を燃やしていた。ENCOUNT編集部

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