ガムを持つだけで違法って本当?日本では考えられない『海外の常識』6選

日本では考えられない常識が世界にはある

日本人は当たり前と思っている仕草や行動が、世界では『非常識』であることは多々あります。例えば、現在では『日本の文化』と認識されてきている『おじぎ』も、一昔前まで外国の方がびっくりしていた仕草の1つです。

おじぎのように「どうして日本人はこんな行動をするのか」と海外の方から疑問視される行動や仕草は、少なくありません。その行動の中には、「マナー違反」「非常識」と非難され、不快感を持たれることもあります。

未然にトラブルを防止!海外旅行前に行先の国の文化をチェック

近年、たくさんの日本人が海外旅行を楽しんでいます。昔よりも身近になった海外ですが、その国独特の『常識』があることを知っておくべきです。

日本で当たり前の行動でも、海外で「非常識」あるいは「侮辱」と不快感を持たれて、トラブルに発展することもあります。

せっかくの海外旅行を、トラブルのせいで台無しにしたくないですよね。そのためにも、海外旅行前に、行き先の国の『常識』『非常識』となる文化を少し勉強しておくと安心です。

日本では考えられない海外の6つの常識!

それでは、日本で当たり前でも、海外では「非常識」になる『海外の常識』を複数ご紹介します。今後海外旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

1.【シンガポール】ガムの持ち込み

日本では、日常的にガムを噛む人がいます。しかし、シンガポールではガムを噛むのは禁止です。正確に言うと、シンガポールにガムを持ち込むことそのものが違反で、罰金対象になります。

禁止になった理由は、シンガポール国内で、噛んだガムを無造作に公共の場所に付けるイタズラが頻発したため。このことから、『ガムを噛む』『持ち込む』ことを禁ずる法律が定められました。

2.【フランス】人前で鼻をかむ

日本国内では、割と頻繁に鼻をすする行為が見られますよね。しかし、世界のさまざまな国で、鼻をすする行為はマナー違反とされています。

特にフランスでは、人前で鼻をすすたり鼻をかむ行為がマナー違反になります。人前でティッシュを使用して鼻をかむ行為は、フランスでは育ちの悪さとアピールすることにつながるようです。

日本では違和感のない行為であっても、海外で行うと「育ちが悪い」と捉えられるので、海外では慎むべきです。

3.【アメリカ】腕組みをする

アメリカは日本の友好国なので、日本から多くの人が旅行に出向きます。アメリカでは、腕組みをすることがNG行為の一種です。相手に偉そうな印象を与えるだけでなく、敵意があると受け取られることがあります。

旅行先で周囲の人に不快感を持たれたり、嫌悪感漂う表情で見られるのは悲しいですよね。「なぜあんなに偉そうなのか」と思われないためにも、腕組みをしないよう意識してお、お互い気持ち良く過ごしましょう。

4.【イギリス】裏ピースをする

若い人を中心に、世界各地で写真撮影のときピースをする文化は根付いています。しかしこのピースサイン、一歩間違えると侮辱と取られてしまうこともあるのです。

イギリスでは、ピースサインを裏返した『裏ピースサイン』とうポーズが、侮辱を意味する行為に当たります。そのため、公共の場でこのポーズを取ると、常識なしと思われてしまうかもしれません。

現地の人に写真を撮ってらうとき裏ピースサインを出すと、侮辱されたと思われてしまい、トラブルに発展する可能性もあります。

裏ピースは、イギリスのほかにもオーストラリアなどでも同じような意味があるので、海外旅行先では控ておきましょう。

5.【ドイツ】手を挙げて店員を呼ぶ

日本の飲食店内でよく見られる、手を挙げて「すみません」と店員さんを呼ぶ行為。ドイツの飲食店などでこのポーズをとると、マナー違反になります。

指を伸ばして手のひらを相手に向けて右手を挙げる様子は、第二次世界大戦中のヒトラーに忠誠心を掲げるときを彷彿とさせるポーズとされています。

そのためドイツ今では、手の指を伸ばして挙手するポーズは厳禁なのです。店員さんを呼ぶときは、人差し指のみを立てる方法を活用しましょう。

6.食器を手にもって食べる

これは日本以外、全世界で共通する常識です。日本では、直径15cm以内の小皿は手で持って食べ物を食事をするのがマナーです。しかし、日本以外の国々では真逆!

日本以外の国々では、食器を手に持って食事をするとマナー違反です。行儀が悪く育ちが悪いと思われるため、海外旅行先での食事では控えましょう。

海外の常識を理解し、快適な海外滞在を楽しもう!

今回紹介した6つの例からも分かるように、海外には日本とは異なる文化や習慣がたくさんあります。これらの違いを理解し、尊重することが、トラブルを防ぎ、旅行を楽しむために重要です。

また、地域によっても独自のルールやマナーがあるため、現地での振る舞いには十分に気をつけましょう。海外旅行の前に、各国の文化や習慣を調べておくと、より良い旅ができるでしょう。

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