障害のある人に理解を 盲導犬の役割学ぶ ヨークベニマルなど「子育て応援フェスタ」 福島県白河市

カード作りを楽しむ子どもたち

 ヨークベニマル(福島県郡山市)など主催の「子育て応援フェスタin白河~サステナブル&ノーマライゼーションわくわく体験」は28日、白河市のヨークベニマルメガステージ白河店で開かれた。

 障害がある人への理解を深めてもらうなどの目的で、同社が初めて開催した。

 日本盲導犬協会が盲導犬のデモンストレーションを通じ、視覚障害のある人の日常生活を説明、NPO法人子育て環境を考える虹の会は親子を対象にしたカード作りコーナーを設けた。このほか店舗内外でさまざまな催しが繰り広げられ、親子連れが楽しみながらサステナブルとノーマライゼーションに理解を深めた。

 後援した白河市の鈴木和夫市長が「地域で子育てを支援する」とあいさつ、ヨークベニマルの大高耕一路社長は「店舗を使いやすいスペースにする。従業員の教育の場にしたい」と述べた。

盲導犬の役割を伝えたステージ

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