元衆議院議員の宮崎謙介氏が２８日、「ＡＢＥＭＡ的ニュースショー」（ＡＢＥＭＡ ＴＶ）に出演した。
番組では元「モーニング娘。」の市井紗耶香氏について取り上げた。市井氏は２０１９年の参院選に当時の立憲民主党から比例代表で出馬し落選したが、欠員が生じたため繰り上げ当選した。市井氏は子育てと選挙活動を両立していくことの厳しさを痛感したとして辞退する意向を示した。
しかし当時、市井氏が出馬した立憲民主党は現・立憲とは別組織とされており法律上、比例名簿を変更することができない。そのため一旦、議員になったうえで議員を辞職するという異例の１日だけの参議院議員が誕生した。１日分の歳費と旧文通費７万６４６６円が支給されるが寄付する意向だという。
宮崎氏は「市井さんも意気揚々と選挙出たけど考えたんでしょうね。エッフェル姉さんとか、今井（絵理子）さんが叩かれたじゃないですか。自分もなったらこうなるんじゃないかみたいなのがあったりして辞退をしたことだと思う」と推察した。
また１日だけ議員が誕生するという異例の事態となったことについても「実は妻の金子（恵美）が数年前に繰り上げ当選になったんですよ。それは辞退できた。自民党は存続してたんで。こんな制度すぐに変えた方がいいですね」と述べた。
