「あれがファウルなら11人で試合を終えられない」 幻の逆転弾を巡ってポチェッティーノ監督が不満

チェルシーを率いるポチェッティーノ監督。[写真:Getty Images]

チェルシーは27日のプレミアリーグ第35節でアストン・ビラのホームに乗り込み、2-2のドローに終わった。
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残りわずかのシーズンで来季の欧州カップ戦出場権を目指すチェルシー。4位ビラに0-2で折り返す展開を強いられたが、後半にノニ・マドゥエケとコナー・ギャラガーの連続ゴールで追いついた。

そうしてタイムアップを迎えたわけだが、90+5分にも右CKの流れからファーのブノワ・バディアシルが折り返すと、アクセル・ディザジがゴール。劇的な逆転勝ちかと思われたが、OFRで認められず。

その理由は競り合ったバディアシルのトライがファウルだったためで、納得がいかずのチェルシー陣営は試合が終わるや否や審判に抗議。バディアシルとマドゥエケはそれぞれイエローカードを受けた。

イギリス『スカイ・スポーツ』によると、マウリシオ・ポチェッティーノ監督もイギリス『TNT Sports』で「試合を観た者なら、誰もががっかりしていることだろうね」と不満をぶちまけた。

「主審は信じられないし、ばかげている。受け入れ難いよ。2週間前の(FAカップ)準決勝ではハンドがあったのに、PKを取らず、レフェリーもチェックしなかった」

「イングランドのフットボールにダメージを与えるもので、痛ましいし、ビラの選手たちも、ファンもどうしてゴールが取り消されたのかわからなかったと思う」

「彼らはファウルだと言うが、あのチャレンジから何が起こったのか。ああいうチャレンジのたびにファウルになるのなら、11人で試合を終えられないだろう」

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