石原さとみ 20代前半の挫折経験告白「求められていないし、必要とされていない」

石原さとみ

女優の石原さとみが28日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演し、自身の挫折経験を語った。

順風満帆に見える石原だが挫折経験を問われると「全然ありますよ」と回答。「21、22歳ぐらいですかね。8年近く続いていた10社近くの雑誌のレギュラー、そして5年近く続いていたラジオのパーソナリティー。ずっと続いていたCMが一気にその年に全部無くったんです」と明かした。

対談相手の映画監督吉田恵輔氏から「何かしたの?」と問われると石原は「何かしたんだったらいいんですけど、何もしてなくて。一気に終わったりした。求められていないし、必要とされていないと思って完全なる挫折です。そこから泣く日々」と1年半近くそうした日々を過ごした。

マネージャーから「休んだ方がいい」と言われ1か月のお休みをもらいニューヨークに一人旅に出た。「1人でニューヨークに行ったらすべてを自分で選択しなきゃいけない。私が選んだものが褒められた時にめちゃくちゃうれしくて。自分が選択したものが間違ってないかもしれないと思った。じゃあ好きなもので埋めつくそうと思った」と転機になった。

これをきっかけに仕事も好転していったという石原。「人として何か気付いたり、人生が変わったりすると、これだけ環境って変わるんだとか。見え方が変わるんだと思って、そこから挫折は乗り越えたかな」と話した。

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