愛犬は人にかまってほしいときにどのようなアピールをしますか?
犬によっては飼い主さんの気をひくために、さまざまな作戦をしつこく繰り出してくるコもいるようです。
「犬がよくみせるかまってアピールの仕方」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬のかまってアピール①「もっと撫でて」
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は誰かに撫でてほしいときや構ってほしいときなどに、人の体に前足をちょいちょいと出したり、あごをのせたり、体をスリスリとすり寄せたり、お腹を出してゴロゴロと床に転がったりといったアピールをすることがあります。
なかには、撫でてもらえることを学習したコが「もっと撫でて♪ 」と何度もアピールを繰り返すという場合もあるでしょう。
犬のかまってアピール②「一緒に遊んで」
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は遊んでほしいときに、目の前におもちゃを持ってきたり、鼻を鳴らしたり、前足をちょいちょいと出すなどの方法でかまってほしいことをアピールすることがあります。
また、犬が相手を遊びに誘うときにするプレイバウ(伏せをした状態でお尻を高くあげる仕草)で「遊ぼうよ! 」とアピールをすることもあります。
犬のかまってアピール③「気がついて」
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬はかまってほしいときに、飼い主さんが見ているスマホやタブレット、PC、テレビなどのディスプレイの前に顔を出したり、新聞やチラシ、雑誌などを広げたときに見えないように邪魔をしてくることがあります。
ほかにも、何かに集中している飼い主さんの視界に少しでも入って気がついてもらいたい、注目されたいと体を使ってさまざまなかまってアピールをすることもあります。
犬のかまってアピール④「こっちを見て」
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
人に対する犬のかまってアピールは動いたり体を使うものだけではなく、じっと見つめてくる場合もあります。
視線を感じると思ったら愛犬がじっとこちらを見ていた。というのも飼い主あるあるではないでしょうか。
ここまで、犬のかまってアピールを4つ紹介しましたが、愛犬の繰り出してくる作戦はありましたか? 犬は人にかまってもらいたいとき、あの手この手でアピールをして気持ちを伝えようとしています。
愛犬とのコミュニケーションの参考にしてくださいね。
“どいて”なんて言えない「邪魔する犬」が可愛くて憎めない♡
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください