「ファン・ヒチャンはMOM、橋岡はワースト」韓国メディア、日韓戦“完勝”で優越感。日本代表DFを酷評「攻守両面で常に最悪」

4月27日に開催されたプレミアリーグ第35節で、ファン・ヒチャンを擁する12位のウォルバーハンプトンと、橋岡大樹が所属する18位のルートンが激突。ホームの前者が2-1で勝ち切り、公式戦8試合ぶりの白星を挙げた。

日韓の両雄は揃って先発。ファン・ヒチャンは個人技を見せつけて先制点を奪ったのに対し、失点に絡んだ橋岡は最初の交代でベンチに下がり、消化不良に終わった。

この事実を受け、韓国メディア『sportal korea』は「待望の韓日対決...ファン・ヒチャンはMOM、橋岡はワースト。鋭く交錯する喜怒哀楽」と題した記事を掲載。「ファン・ヒチャンが日本代表DF橋岡大樹を圧倒した」と母国代表戦士の活躍を大々的に伝えている。

「この日の試合は、ファン・ヒチャンと橋岡による韓日戦でも注目を集めた。結果は、チームとしても個人としてもファン・ヒチャンの圧勝だった。右ウイングとして先発した彼は、チームの勝利に決定的な貢献をするゴールを決めた。一方、右ウイングバックに起用された橋岡は、攻守両面で常に最悪のパフォーマンスを見せ、敗戦に導いた」

【動画】ファン・ヒチャンのシュートが橋岡の股を抜け…明暗が分かれたゴールシーン
同メディアはそのうえで、「橋岡の酷いパフォーマンスは、様々な記録や評価によって確認できる」と説明。24歳のサムライ戦士の低調ぶりをデータで“証明”した。

「サッカーの統計に特化したメディア『Footmob』によれば、この日は66分間プレーし、パス成功率88%(34本中30本)、クロス成功率33%(3本中1本)、地上戦勝率45%(11回中5回)。橋岡の採点は両チーム中最低(途中出場の選手を除く)の6.3点だった。

一方、90分間フル出場し、先制点を含む3本のシュート(3本中2本が枠内)と1本のキーパスを決めたファン・ヒチャンには7.4点という相反する評価を与えた。また、公式のマン・オブ・ザ・マッチにも選出され、喜びを増した」

日韓対決は明暗がくっきりと分かれたなか、“明”に回った韓国側は優越感たっぷりの様子だ。ちなみに一夜明けた28日には、同じプレミアリーグ第35節で、それぞれ冨安健洋とソン・フンミンが活躍する、アーセナルとトッテナムのノースロンドン・ダービーが開催。日本側としては、第2ラウンドでリベンジを果たしたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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