流行に左右されず、何年もそばに置いておきたいベーシックなアイテムこそ、こだわって選びたい。多くの服に触れてきたスタイリストならではのコメントとともに、それぞれの「とっておき」を聞きました。
【STYLIST MEMBERS】
(渡邉恵子さん)品がいいのに親しみやすいシンプルスタイルが鉄板。 (出口奈津子さん) 好感度の高いカジュアルスタイルを提案。 (塚田綾子さん)ベーシックな装いに、色や小物でさりげなくアクセントを加える絶妙なバランス感覚。 (船戸唯さん) カジュアルなのに品よく、キレイめなのに親しみやすいスタイリングが好評。
上品なだけじゃない「いろいろなベージュ」
一口にベージュといえどその色みや質感はさまざま。あいまいゆえに万能な色の中でも、スタイリストが「とくに使いやすい」と指名したベージュ周辺の色みをピックアップ。幅広い活用イメージがわくのはどの色?
スモーキーな「ブラウン手前」
シャツワンピース 66,000円/ウィム ガゼット(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) 「グレイッシュな色みと生地のハリ、縦落ちの形がシャープな表情を演出し、カジュアルにも辛口にも転ばせられます」(スタイリスト・船戸唯さん)
白にイエローを1滴たらしたような「クリーム系」
パンツ 29,700円/Ballsey(トゥモローランド) 「今気になるのは、黄みを帯びたまろやかな色。サイドフリンジのクセも相まって、シャツやブラウスと合わせても、適度なハズしになってくれそう」(スタイリスト・出口奈津子さん)
ベージュの中でも「とくにいい」【全13選の一覧】≫