鹿児島レブナイズがB2昇格を決めた28日、鹿児島市のよかど鹿児島などではパブリックビューイング(PV)が行われ、地元から大声援を送ったファンたちが歓喜の瞬間を満喫した。
鹿児島市のセンテラス天文館のPV会場には約250人が集まり、アウェーで戦う選手たちに声援を送り続けた。鹿児島が激戦を制し昇格を決めると、抱き合うなどして大歓声が上がった。
残り時間2秒で相手に3点シュートを決められ、5分間の延長戦に。シーソーゲームとなる中、「AJ」ことアンソニー・ゲインズ・ジュニア選手がチームを救う得点を重ね、会場には「AJ」コールが響いた。3点差の状況で試合終了を告げるブザーが鳴ると、総立ちのファンは両手を挙げて喜びを爆発させた。
鹿児島はプレーオフ2連勝で昇格と決勝進出を決めた。27日の第1戦に続いて応援に駆け付けたいちき串木野市の主婦、船蔵里奈さん(25)は「選手たちは一番の試合をしてくれた。B2でも頑張ってほしい」。鹿児島市の桜丘中学校1年宮下育海さんは「AJ選手が最高。このままの勢いで優勝してほしい」とうれし涙を流していた。