[高校野球2024・新潟]新潟商の主戦三條目幹は打撃専念、2長打で2年生投手援護 北越は7回コールドで向万羽南に勝利

新潟商-新潟北 先発して5回を投げた新潟商の成田隼=三条市パールスタ

 [新潟商10ー3新潟北]新潟商は、3年生エースの三條目幹が打撃に専念し、2長打の活躍でコールド勝ちに貢献した。

 マウンドを2年生投手2人に任せたこの日、打席では冷静な対処が目を引いた。「状況に応じた打撃を意識した」。回の先頭では強打を心がけて右越えの三塁打、ランナーを置いた場面はミート重視で左中間へ適時二塁打を放った。

 冬場にスイングスピードを磨き、打の主軸としてもチームをけん引する。「今日は全体的にフライのアウトが多かった」。次への課題も口にした。

◆流れ引き戻す公式戦初打席の本塁打・北越7番二宮亮

 [北越11-2向万羽南]北越は、三回以降の大量得点で向万羽南にコールド勝ち。1点を先行された二回に同点のソロ本塁打で流れを引き戻したのは、公式戦初出場の7番打者、二宮亮だ。

 2年時の昨秋はベンチ外。冬場に基礎からスイングをつくり直すなどして急成長した。小島清監督に「飛ばす力がある」と打撃を認められ、先発メンバー入りを勝ち取った。

 二回の公式戦初打席。「強いスイングを心がけて」初球を振り抜くと、打球は右翼フェンスを越えた。「最高の結果を出せた」と声を弾ませた。

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