「化粧してます?気合入れた方がいいですよ(笑)」職場の【マウント女】→ 同僚の『鋭すぎる一言』で撃沈!

会話の端々にマウントをはさんでくる人がいますが、あれって地味にストレスが溜まりますよね。仕事をするための職場にこんな人がいたらなおさらです。今回は、知人から聞いた職場のマウントモンスターのお話をご紹介します。

社内のマウントモンスター

職場にいるAさんは、仕事中なにかとマウント発言をしてくる困った人でした。

「え? マスカラもせずに外出できるのすごいね」
「流行りの服とか興味ないの?」
といった容姿マウントを、仕事中ちょいちょい混ぜてきます。

Aさん自身が、見た目にこだわった華やかな人かと言うと、実はそういうわけでもなく、見た目はごく普通の人なのです。

さらにイラっとするのが、本当にファッションやメイクにこだわっている華やかな人には絶対にマウントをしないこと。

大人しそうな人や服装にこだわりがない、いわゆる『勝てそうな相手』にしかマウントをしないのです。セコイというか、たちが悪いというか……。

正直、おしゃべりばかりで手が止まっているAさんに、私は『マウントなんかしてないで、仕事に集中しようよ!』と思っていました。

今度のターゲットは

ある日、AさんがBさんに話しかけているところを目撃しました。
Bさんは黒髪でナチュラルメイクな人です。嫌な予感しかしません。

AさんがBさんに話している内容が聞こえてきました。
「Bさんメイクしてます? もう少し見た目にこだわった方がいいんじゃないですか? そのメイクじゃちょっと……(笑)私はメイクとか、こだわってますよ。ほら、やっぱり見た目って大事じゃないですか。」

切れ味の鋭いセリフ

上から目線の失礼なマウント発言をされたBさん。無表情のままAさんを見つめ、落ち着いた様子でひと言。

「何がおっしゃりたいのかよくわかりませんが、Aさんも私も見た目にそんな大差はないと思いますよ? それよりここは職場なので、仕事をしましょう。」

マウントをとろうとした相手に「大差はない」とぶった切られたAさん。

さらには「仕事をしましょう」とごもっともなことを言われ、何も言い返せないようでした。

「大差ないですよ」ブーム

この件以降、AさんはBさんをターゲットにすることがなくなった様子。

さらにこのBさんの痛烈なひと言は、みんなの知るところとなっていました。
それからはAさんがマウント発言をすれば「大差ないですよ、それより仕事しましょう」とみんなが言い返すように。

さすがのAさんもマウント行為ができなくなったようです。

その後、Aさんに意外な変化が起こりました。
Bさんに言われたことがよほど悔しかったのか、メイクやファッションに力を入れ、見違えるようにキレイになりました。

それで自信がついたのか、周りの人への発言も丁寧になり、仕事もまじめに取り組むように。その結果、職場はとても平和になりました。

まとめ

Aさんは、容姿への自信の無さからマウントをしていたのかもしれません。この件がきっかけで、マウントするのではなく自分を磨く方に力を入れられるようになってよかったですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい

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