【NHKマイルC展望】桜花賞2着アスコリピチェーノ巻き返しへ ジャンタルマンタルも参戦

 ▽その他の登録馬 抽選対象(表中のアルセナールを含む収得賞金1150万円の2頭中1頭が出走)=エンヤラヴフェイス57 除外対象=エポックヴィーナス55、オメガウインク55、オーサムストローク57、スパークリシャール57、デビッドテソーロ57、ファビュラススター57、ポッドテオ57 回避=ダノンエアズロック57 ※騎手は想定

 「NHKマイルC・G1」(5月5日、東京)

 府中5週連続G1の開幕を告げる3歳マイル王決定戦。今年は例年以上に賞金ボーダーが高く、各路線から実力馬が顔をそろえた。

 昨年の2歳女王アスコリピチェーノの参戦に注目が集まる。無傷の3連勝で臨んだ桜花賞で2着と初黒星を喫したが、直線入り口で接触があったことを思えば負けて強しの内容だった。「大きなダメージもなく、短期放牧を挟んで順調に来られた。いい状態です」と黒岩師の表情は明るい。

 昨年の2歳王者ジャンタルマンタルも参戦してきた。こちらも、前走の皐月賞はスーパーレコードの3着。世代トップクラスの実力は示した。「真っ向勝負で勝ちに行ってのもの。走りには満足しています。外見上は問題ないので、整えていければ」と高野師。マイルで2度目の戴冠を狙う。

 前哨戦のニュージーランドTを制したエコロブルームは、G1の舞台でどんな走りを見せてくれるか。一戦ごとに地力を強化。加藤征師は「東京でもいい勝ち方をしている。良馬場の方がもっとはじける」と2強ムードに待ったをかける。

 アーリントンCを制したディスペランツァ、シンザン記念覇者ノーブルロジャーの吉岡勢2頭もV候補。ファルコンS勝ちダノンマッキンリー、サウジアラビアRC覇者ゴンバデカーブース、ニュージーランドT2着ボンドガールもV獲りへ虎視たんたん。

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