ウェストハム、新指揮官探しに難航か…最有力のロペテギ氏はミラン行きが濃厚に

ウェストハムの新指揮官探しが難航しているようだ。28日、イギリスメディア『ガーディアン』が伝えている。

デイヴィット・・モイーズ体制6年目となったウェストハム。今季は、アヤックスからメキシコ代表MFエドソン・アルバレスやガーナ代表MFモハメド・クドゥス、サウサンプトンから“キックの名手”ジェームズ・ウォード・プラウズらを獲得。冬の移籍市場でもマンチェスター・シティからイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスをレンタルで獲得するなど、積極補強を敢行したものの思うような成果が見られず、4月の勝利数は「1」で、現在8位に位置している。

報道によれば、モイーズ監督とウェストハムの契約は今季終了までとなっており、契約は延長しない方針とのこと。ウェストハムは、新指揮官の最有力候補として昨季までウルヴァーハンプトンを指揮していたスペイン人のフレン・ロペテギ氏をリストアップし、長い時間接触していたものの、同氏のミラン新指揮官就任が濃厚となったことで、招へいの望みは絶たれたようだ。

また、スポルティングのルベン・アモリム監督とも交渉を行ったようだが、こちらは破談になったと報じられている。

『ガーディアン』によれば、ウェストハムは新指揮官探しを継続しているようで、現時点では、リールのパウロ・フォンセカ監督、シュツットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督、フラムのマルコ・シウバ監督、現在フリーの元ドイツ代表指揮官ハンジ・フリック氏を候補に挙げているようだ。一方で同メディアは、元チェルシー監督のグレアム・ポッター氏を招へいする予定は今のところないと指摘している。

いずれの人物にも正式オファーは送っていないと見られているが、来季の新指揮官として誰を招へいすることになるのだろうか、注目だ。

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