「拡大して見てください」これ、チューリップではありません!→まさかの正体に「完成度高すぎ!」「まんまと騙されました」と驚きの声

春の訪れを感じるような、 “洗濯バサミアート”が話題です🌷

洗濯バサミフォトグラファーの岡本なうさん(@okaphotoart )がX(旧Twitter)に「チューリップ」の写真投稿したところ、5.1万件を超える「いいね」が集まりました。

「どー見てもチューリップやん」「完成度高すぎ!」「まんまと騙されました」と大きな反響が寄せられています。

ピンクのチューリップかと思いきや……?

「チューリップに見えたら、拡大して見てください」

の言葉とともに投稿された1枚の写真。

そこには草地で花を咲かせている5輪のチューリップが写っています!

鮮やかなピンク色がとってもきれい!

なんとも春らしい光景ですね💕

岡本さんのX(旧Twitter)より / Via x.com

しかし、写真をよ〜く見てください。

え……? これ、チューリップじゃない!?

なんとこのチューリップ、全て “洗濯バサミ”でできているんです!

この作品を制作したのは、「洗濯バサミフォトグラファー」の岡本なうさん。

SNSを中心に洗濯バサミの魅力を追求した写真を撮り続け、発信しています。

今回はまさにこの時期ぴったりな作品を制作しました🌷

これはどう見ても洗濯バサミには見えないよ……!

確かに洗濯バサミだ!!!

岡本さんより提供

BuzzFeedは制作者の岡本なうさんにお話を聞きました!

――こちらを撮影したのは岡本さまのご自宅のお庭でしょうか?

「2024年4月17日、自宅の庭です」

――この作品を作ろうと思ったきっかけはなんでしょうか?

「去年から『春というとチューリップだよなー』と思っていたのですが、洗濯バサミでの花弁の組み方が全く思い浮かびませんでした」

「今年ふとしたときにその組み方が浮かんだので、今回制作しました」

――制作時間はどのぐらいでしたか?

「現在だと、どういう風に作ればよいかアイデアがしっかりかたまったので、ただ作るだけだと1本30分くらいでできると思います」

「しかしそのアイデアが出て形になるまでに1年はかかっていて、その間に他の洗濯バサミ作品でノウハウやアイデアを積み上げてきての30分ですね」

岡本さんより提供

――制作時に大変だったことがあれば教えてください!

「何よりも大変なのは、洗濯バサミのチューリップの投稿を見てもらうことですね」

「チューリップで有名な公園で撮られた写真などのように、『チューリップの写真がきれい』のほかに『今度、私もこの公園に行って撮ってみよう』とか『今の時期だとこれくらい咲いているのか』という共感と情報のようなものが洗濯バサミのチューリップにはありません」

「その上で、自分が美しいと思っている洗濯バサミの写真に興味を持ってもらい、楽しんで見てもらえるということが何より大変です」

――1つのチュリップを作るのに、一体いくつの洗濯バサミを使っているのでしょうか?

「1枚の葉につき黄緑の洗濯バサミを7〜13個使っています」

「花の部分は花弁に8個のピンクの洗濯バサミと、花弁に包まれた中央に、木製の黄色い洗濯バサミが1つです」

・・・・・

岡本さんはX Instagram などのSNSで、ほかにもさまざまな “洗濯バサミアート”を投稿しています。

中にはネモフィラやたんぽぽなど、春のお花をモチーフにした作品も💐

どれもこれもクオリティ高すぎなんですが……!

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね👀

© BuzzFeed Japan株式会社