ゴールデンウイーク(GW)最初の日曜日の28日、栃木県内の観光地は行楽客でにぎわった。日光東照宮をはじめとした日光市の世界遺産「日光の社寺」にも多くの参拝客が詰めかけた。
市観光協会によると、日光の社寺へ向かう国道119号は午前中、JR日光駅付近から神橋にかけて約2キロの渋滞となった。
東照宮にはこの日、約9600人が参拝。新型コロナウイルス感染症の5類移行直前だった1年前の同時期に比べ2500人増えた。国内外の参拝客は、きらびやかな国宝の陽明門や三猿などの彫刻に見入り、写真に収めるなどした。
神奈川県寒川町一之宮7丁目、会社員小澤修人(こざわしゅうと)さん(27)は「混雑を予想して早めに来た。テレビで見ていた場所を見ることができ良かった」と満足げに話した。