桐生で全国6位の31.4度 今年初の真夏日、熱中症疑いで2人搬送 28日の群馬県内

 群馬県内は大型連休2日目の28日、高気圧に覆われ気温が上昇した。最高気温は桐生で全国6位の31.4度となり、南部の6地点で30度以上の真夏日となった。前橋地方気象台によると、県内で真夏日は今年初めて。前橋市の県立敷島公園ではまぶしい日差しの下、子どもたちが水遊びを楽しんでいた=写真

 北部でも平年より10度ほど高く、最も暑い時期を上回る所があった。沼田29.9度、みなかみ29.8度、藤原(みなかみ)28.1度の3地点は1977年の統計開始以来、4月として最も高い気温を更新した。

 各消防によると、午後6時までに熱中症の疑いで2人が救急搬送された。館林市の屋内で部活動を見学中の男子生徒(16)が中等症、沼田市で散歩中の70代男性が軽症。気象台によると、29日の予想最高気温は前橋27度、みなかみ26度。

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