「侍ジャパン」元ヘッドコーチ・白井氏が楓工務店の顧問に就任

「侍ジャパン」元ヘッドコーチ・白井氏が楓工務店の顧問に就任

奈良・京都南部を中心に注文住宅やリフォーム、不動産などを手がける『株式会社楓工務店』は、2024年3月1日付で、WBC侍ジャパンのヘッドコーチを務めた白井 一幸氏が顧問として就任したことを発表した。

就任の背景と目的

人材不足と言われる建築業界において、毎年新卒を採用し続けている『株式会社楓工務店』。

2014年に新卒採用をスタートし、今年で10年目を迎えた。

この10年間で社員数は初期の10倍に増え、100名を超える規模となった。

現在、当社の社員の平均年齢は29歳であり、その約7割が新卒採用者。

また、建設業界では新卒から3年以内の離職率が高卒・大卒平均で約36%だが(※1)、離職率が9%と低いことも特徴。

家づくりは、多岐にわたる工程を、部署間はもちろん、外部協力会社との緊密な連携が必要な「チームプレー」だ。

そのため、若手社員が働きがいを感じられる環境づくりはもちろんのこと、責任を持って自律的に行動し、効果的に仕事を遂行できるよう、さまざまな取り組みを行っている。

また、白井氏は2013年、2015年、2017年、そして2024年1月に開催した『株式会社楓工務店』のオープンセミナーに登壇した経緯がある。

それらの縁もあり、今回、組織としての目標達成と人材育成の取り組みをさらに強化し、より強固なチームを形成するため、チームビルディングの第一人者である白井氏を顧問として迎えることとなった。

(※1)厚生労働省 「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)」

白井一幸氏の就任コメント

この度、長年交流がある楓工務店と顧問契約を締結させていただきました。田尻社長の思いや楓工務店の理念実現に向けて、社内研修などを担当しながら、社員の皆様と共にお客様や社会に貢献できるよう務めていきます。

私も参加していました2023WBC侍ジャパンのように、全員が目的目標を共有し、全員が役割責任を全うし、全員が同じ方向に進んでいける組織づくりを目指し、楓工務店の一員として活動してまいります。皆様に直接お会いできることを楽しみにしています。

『白井 一幸氏』プロフィール

・2023年WBC侍ジャパンヘッドコーチ
・元北海道日本ハムファイターズコーチ
・北海道医療大学客員教授
・一般財団法人日本プロスピーカー協会顧問 認定ベーシックプロスピーカー

1983年に日本ハムファイターズにドラフト1位で入団し、プロ野球選手として13年活躍。

選手引退後に、1997年より日本ハムファイターズの球団職員となり、ニューヨーク・ヤンキースでのコーチ研修を経て、2000年に2軍総合コーチに就任。

以来、2軍監督やヘッドコーチなどを歴任する中で、従来型の選手指導方法を一新。コーチングを取り入れた選手指導で次々と優秀な若手選手を輩出し、リーグ優勝3回、日本一2回を達成。

また、2023年に開催された、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、ヘッドコーチを務め、世界一を達成。

2008年より講演・セミナーなどの講師活動を開始し、現在は研修講師としても活動している。

圧倒的な実績と実践的な理論に裏打ちされた説得力のある研修は、「分かりやすく実践的」と多くの企業から好評を博している。

著書に「メンタル・コーチング」「北海道日本ハムファイターズ流 一流の組織であり続ける3つの原則」など。

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